2011年2月アーカイブ

本日は、南アフリカの赤ワイン  『テーブルマウンテン・カベルネ・ソーヴィニョン 2009』 をトライです。
 
■テーブルマウンテン・カベルネ・ソーヴィニョン
 (TABLE MOUNTAIN Cabernet Sauvignon) 2009とは?
 
今回は、南アフリカワインです。「南アフリカのワイン?」と思いましたが、「高級ワインキラー」と銘打ってあり興味が沸いてきました。南アフリカワイン初挑戦です。
 
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・原産国: 南アフリカ
 
・格付け:***
 
・ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン
・ヴィンテージ: 2009
 
■さて、お味は?
 
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しっかりとした固さを感じる、スパイシーな香りだが、強くはない。どこか、落ち着きのある、きりっとした雰囲気を醸し出し、黒コショウやサーモン匂のこうばしさが香る。

タンニンはそれ程強くなく、渋みもマイルド。こうばしさを感じさせるが基本的にスッキリとしている。舌の上でも、やわらかな印象で、なめらかな口当たり。渋みやクセはないので非常に飲みやすい。

のどを通り過ぎた後に、訪れる香りの余韻に「わかさ」を感じるが、この価格帯であれば、気になるレベルではない。コストパフォーマンスはまずまず。
但し、1日、置くと香りがかなり薄れてしまうので、呑みきりが前提。
 
■気になる、コストパフォーマンスは?
 
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初めての南アフリカワイン。どうしても、南アフリカがワインに適するとは想像できませんが、一部では注目されているようです。

今回の680円ワインでは、良くも悪くも、「南アフリカらしさ」を体感することはありませんでしが、当たり障りのない出来のワインでまずまずです。
南アフリカワイン、もう少しウォッチングしてみたくなりました。
 
テーブルマウンテン・カベルネ・ソーヴィニョン:
  購入価格:680円
 
・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆
 
これにて、本日のワイン探求、南アフリカ 赤ワイン『テーブルマウンテン・カベルネ・ソーヴィニョン 2009』は終了です。
 

本日は、ポルトガルの赤ワイン  『シャミネ コルテス・デ・シーマ 2009』 をトライです。
 
■シャミネ コルテス・デ・シーマ (CHAMINE COLTES DE CIMA) 2009とは?
 「死ぬ前に飲むべき1001本」のワインに選定されたコルテス・デ・シーマで、以前に素晴らしい香りでお奨めのワインであった、クレラ コルテス・デ・シーマ 2009 の姉妹品です。
 
「クレラ」が780円で驚くべきコストパフォーマンス、今回の「シャミネ」は980円とリーズナブルですが、価格からすると「クレラ」以上の期待が膨らみます。
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・原産国: ポルトガル アレンテージョ 
 
・格付け:***
 
・ぶどう品種:
  シラー、アラゴネス、トウリガナシオナル、トリンカデイラ、カベルネソーヴィニオン

・ヴィンテージ: 2009 
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■コルテス・デ・シーマ
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「コルテス・デ・シーマ」は、ニール・ベケット氏の『死ぬまでに飲むべきワイン1001本』に見事選ばれたワイン!!

ポルトガルで、赤ワインの理想郷とされる「アレンテージョ」で生まれる「コルテス・デ・シーマ」。アレンテージョは日照時間が長く、雨量は控えめ、乾燥した気候と赤ワインには理想的です。

作り手は、シラーの魔術師と呼ばれる、ジョーゲンセン氏が半端なこだわりではなく、この地の固有品種アラゴネスを使用しながら、シラーをブレンドすることでモダンなスタイルに仕上げています。

■さて、お味は?

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ベリー系の実に豊潤な香り。フルーティーな香りの中に、タンニンの風味が伝わってくる。
口に含むと、以外にもしっかりとしたタンニンが現れる。

鼻で感じる「香り」と口で感じる「味わい」で全く別のワインのようにされ感じる。じっくりと空気になじませる、かっちりとしたタンニンの後に、再び、フルーティーな余韻が訪れる。
この価格帯でありながら、味に奥行きが感じられるのは圧巻。単なる豊潤なフルーティーなワインとは一線を画し、以外な程に、面白いワインである。
これに「味わい」の深みがあれば・・・と、土台が素晴らしいがゆえに、もう一歩の欲が出てくるのも、また、出来の良さの証拠。それにしもて、ポルトガルワインは侮れません。
ヒュー・ジョンソンの「死ぬまでに飲むべき1001のワイン」に選定させるのには、それなりの理由があります。

■気になる、コストパフォーマンスは?

ポルトガルの理想郷:アレンテージョにて、シラー魔術師の手によって作り上げられる「コルテス・デ・シーマ」です。
 
以前に試した クレラ コルテス・デ・シーマ 2009 も素晴らしい出来でしたが、「シャミネ」もまた、素晴らしいワインです。価格が少々高く(と言っても、980円)なっている分、ワインの良さもUPしており、期待を裏切らないコルテス・デ・シーマでした。
 
シャミネ コルテス・デ・シーマ:
  購入価格:980円
 
・香り:
 ★★★★★
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆
 
これにて、本日のワイン探求、ポルトガル赤ワイン『シャミネ コルテス・デ・シーマ 2009』は終了です。



本日は、フランス ボルドーの赤ワイン  『シャトー ベルヴュー 2008』 をトライ。


■シャトー ヴェルビュー CHATEAU BELLEVUE) 2008 とは?

シャトーベルヴューの歴史は17世紀に遡ります。

こちらのシャトーは、ボルドー市の東、ドルドンヌ川とガロンヌ川の間にあるアントル・ドゥ・メールに130ヘクタールのブドウ畑をおもち、農薬や化学肥料を最大限に制限した、アグリキュルチュール・レゾネと呼ばれる減農薬自然農法でブドウが育てられています。

ワイン醸造法は、伝統技術と近代テクノロジーをうまく調和させ、その地方の特長を活かしたワインを作っています。

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・原産国: フランス ボルドー

・格付け: AOC ボルドー

・ぶどう品種: ***

・ヴィンテージ: 2008
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■さて、お味は?

フルーティで爽やかな香り。ただ、香りには若さがあり、なんだか、まだ本調子ではないと訴えるかのよう。タンニンは強めの主張で、空気と馴染ませると、タンニンは柔らかくなり、フルーティーな香りが開いてくる。
 
一方、口に含むと、若さが強く、フルーティーさが影を潜める。後味も、フルーティーさ弱く、スパイシーでタンニンの主張が始まる。

やはり、空気を調和させると、口当たりも柔らかくなり、呑みやすくなるが、余韻は淡白。この価格帯のボルドーワインの限界か。。。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

680円と、超低価格のボルドーワインです。
正直、1000円以下で、良質なボルドーワインに出会うのは相当難しいです。不可能と思えるほどです。
 
このワインも、どこか、まだ本領が発揮できていないとうか、どうしても詰めの弱さがあります。それでも、680円なら、良し良し とも思えるワインです。
  
シャトー ヴェルビュー 2008
  購入価格:680円
 
・香り:
 ★★☆☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、フランス ボルドーの赤ワイン 『シャトー ヴェルビュー2008』は終了です。


本日は、イタリアの赤ワイン  『マァジ モデッロ・ロッソ・デッレ・ヴェネツィエ 2009』 をトライ。


■マァジ モデッロ・ロッソ・デッレ・ヴェネツィエ 
  (MASI MODELLO ROSSO DELLE VENEZIE) 2009 とは?

イタリア有数のワイン産地、ヴェネト州を代表するマァジ社がつくる、モダンスタイルのワイン。

ライフスタイルマガジン 『一個人』 の特別企画(08年12月) 『決定!国別2000円以下の極旨ワイングランプリ』にて、イタリアワイン第一位になったワインです。

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■MASIとは?

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造り手のマァジ(MASI)はイタリアヴェネツィアを州都とするヴェネト州にセラーを持つ造り手で、【Vaio dei Masi】というヴァポリチェッラ・クラシコ地域にあるネグラール谷のマァジという峡谷に由来して名づけられたワイナリー。

18世紀の終わりに現在のマァジ社のオーナーでもあるボスカイニ家がこの地で最初にブドウを購入して以来、ヴェネトのワインの評価を根底から覆す素晴らしいワインを生み出し、マァジは、今や世界的な評価を確立した信頼のおけるイタリアを代表するワイナリー。

 

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原産国: イタリア ヴェネト州の山麓(玄武岩上に体積した石灰質土壌主体)

・格付け: ロッソ・デッレ・ヴェネツィエ IGT

・ぶどう品種: レフォスコ、ラボッソ、その他の地ぶどう(MASI独自ブレンド)

・ヴィンテージ: 2009

・色:ルビーレッド

・ボディ:ミディアム


■さて、お味は?

香りは強すぎず、やわらかで甘みのあるチェリー系で、品を感じる。
舌の上で転がしても、チェリー系の甘すぎない風味が口一杯に拡がる。タンニンも程よく、風味を損なわない。

甘みに品があるが、基本的にはスッキリとした味わいで、さっぱり感が甘みを引き立てており、飲み易い。

さすがに深みは感じないが、「2000円以下イタリアワインNo1」は伊達ではありません。それが980円とは、驚きのコストパフォーマンス!!

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■気になる、コストパフォーマンスは?

 『一個人』 の企画 、『決定!国別2000円以下の極旨ワイングランプリ』にて、イタリアワイン第一位になったワイン実売1000円のワイン。期待を裏切らぬ、洗練されたワインで、素晴らしいコストパフォーマンスです!
  
マァジ モデッロ・ロッソ・デッレ・ヴェネツィエ 2009
  購入価格:980円
 
・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★★☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、イタリアの名門MASI社の赤ワイン 『マァジ モデッロ・ロッソ・デッレ・ヴェネツィエ 2009』は終了です。





本日は、ポルトガルの赤ワイン  『ヴィディガル ドウロ 2008』 をトライです。


ヴィディガル ドウロ (VIDIGAL DOURO) 2008 とは?

世界で最も有望なワイン産地のひとつと評されるポルトガルの「ドウロ」地方。

ポルトガルと言えば「ポートワイン」。でも、実は世界レベルでトップを争うスティルワインやオリーブオイルも生み出されて、自然条件に恵まれたエリアなのです。

シンプルなワインからスーパーゴージャスなワインまで、あらゆるタイプのワインをも生み出すのもドウロ地方の特徴。シックなパープルのラベルの「ヴィディガル・ドウロ」は、熟したブラックベリーやジャムのような豊かなアロマを期待させるワインだそうです。

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原産国: ポルトガル ドウロ地方

・品質分類: DOC

・ぶどう品種: トゥーリガ・ナシオナル、トゥーリガ・フランカ、ティンタ・アマレラ

・ヴィンテージ: 2008

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■さて、お味は?

ポルトガルワインらしい、ベリー系の豊潤な香り。香りに、クセもなく、直球のフルーティーさが拡がる。

口に含むと、さわやかにタンニンの風味が現れるが、すぐにフルーティーな味わいがそれを覆おう。が、味わいの寿命は短めで、余韻をゆっくりと楽しむのは難しい。

それにしても、抜群の飲み易さを持つワインで、680円は驚きのコストパフォーマンスです。

渋みや酸味はなく、呑み応えは薄いですが、それでも価格以上の味わいが、そこにあります。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

最近、はまっているポルトガルワインです。実にフルーティーで飲みやすい印象のポルトガルワインですが、「ヴィディガル ドウロ 2008」も期待を裏切らず、ポルトガルワインらしさが堪能できます。

開栓すぐに、最高の状態を味わえ、構えずに楽しめるワインです。680円という価格は、「コストパフォーマンスが良い」では例え切れない価値があると思います。
当分、私のポルトガルワインブームは続きそうです。
  
ヴィディガル ドウロ 2008
  購入価格:680円
 
・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、ポルトガル赤ワイン 『ヴィディガル ドウロ 2008』は終了です。





本日は、アメリカ カルフォルニアの赤ワイン  『バッファロー クリーク・レッド』 をトライです。


バッファロー クリーク・レッド (BUFFALO CREEK Red ) ノン・ヴィンテージ とは?

あまり、飲む機会のない、カルフォルニアワインです。この「バッファロー クリークレッド」の魅力はなんといっても500円以下の低価格!

500円以下のワインなんて・・・、と思いつつも、どんなワインと出会えるのでしょうか?

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原産国: アメリカ カルフォルニア

・品質分類:***

・ぶどう品種:***

・ヴィンテージ:

 ノン・ヴィンテージ

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■さて、お味は?

かなり強めのタンニンが、香りとして押し寄せてきます。鼻が構えてしまうぐらいの強さ。

フルーティーな香りも感じますが、強めのタンニンの主張に負けてしまっている。

が、口にふくむと違う世界を演出、実に、フルーティーで、後味も悪くありません。が、香りの主張は相変わらず強め。。。

鼻につくほどの、香りの主張をもう少し抑えることができれば、398円でのコストパフォーマンスは最高なのですが。。。

開栓後、1日経つと、鼻につく、特異な香りも、マイルドになる。それでありながら、フルーティーな甘みは消滅することなく、良好なころあい。ずばり、1日、空気に馴染ませるのがベター。

飲み方に工夫が必要ですが、500円以下と激安、コストを考えれば上々なワインです。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

激安のカルフォルニアワインです、さすがにボチボチの印象ですが、値段を考えると、ぐんとワインの価値が上がってみえます。但し、開栓後すぐは、持ち味が十分に発揮できず、1日空気と馴染ませるといった工夫を要します。

この価格帯のワインなら、さっと空けて、ラフに飲みたいですよね、このあたりジレンマです。
  
バッファロー クリークレッド
  購入価格:398円(通常:480円)
 
・香り:
 ★☆☆☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、アメリカ カルフォルニア 『バッファロー クリークレッド』は終了です


本日は、フランス ボルドーの赤ワイン  『シャトー ラ・クロワ・ドゥ・ボーガス 2006』 をトライです。


シャトー ラ・クロワ・ドゥ・ボーガス (CH la CROIX de BEAUGAS) 2006 とは?

このワインは、「パリコンクール 2007年金賞受賞」です。
黒い色のラベルで、フランスというよりは、イタリアワインのイメージに近いデザインです。

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 原産国: フランス

・品質分類:原産地呼称 A.O.C. ボルドー

・ぶどう品種:
 メルロー 44%、 カベルネ・フラン 30%、 カベルネ・ソービニヨン 26% 

・ヴィンテージ:
  
2006

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■さて、お味は?

強めのフルーティーな香り。でありながら、不思議と甘ったるさは連想させない。

味わいに、深みや奥行きはそれ程で、注意深く探すと感じる程度。

口に含むと、フルーティーな香りが、口に拡がる。一方で、強めのタンニンが現れる。これに負けるわけではないが、フルーティーな香りは薄れ、香りの寿命は少々短い。それでありながら、フルーティーな余韻が残る。

味わいもよく、香りの持続性があれば、尚良い。大きなクセはなく、以外にも呑み易い。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

パリコンクール 2007年金賞受賞。1000円以下で、フランス ボルドーの良いワインと出会うことは結構、難しいですが。
ボルドーらしさを感じさつつ、飲みやすい、金賞受賞ワインでした。
  
シャトー ラ・クロワ・ドゥ・ボーガス 2006
  購入価格:980円
 
・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、フランス ボルドー 『ラ・クロワ・ドゥ・ボーガス 2006』は終了です





本日は、スペインの赤ワイン  『バルデモンテ・レッド』 をトライです。


■バルデモンテ・レッド (Valdemonte Red) [ノン・ヴィンテージ] とは?

このワインは、スペインのバルデペーニャスD.O。高級品種テンプラニーリョを主体とし、濃縮感のある味わいと華やかな風味を持つ本確派。

2年連続で、スペインワイン好きのバイブル「ペニンガイド」で、最高の五つ星を獲得。ネットでは、累計30万本突破、リピータ率No1と、すごい触れこみです。

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 原産国:スペイン

・品質分類:原産地呼称ワイン バルデペーニャスD.O

・ぶどう品種:
  テンプラニーリョ

・ヴィンテージ:
  
ノン・ヴィンテージ

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■お味は?

フルーティな香り、きつ過ぎず、かと言って淡すぎず。

口に含むと、以外にもしっかりとしたタンニンを感じる。呑み終えた後に、残り香が余韻として口に再び拡がっていくが、決してしつこくはない。

正直、取り立てた香りや風味は無し、が、格安ワインにありがちな、酒臭さは皆無。呑み易いが、値段相当かと。

だが、一晩経つと、香りも開き、タンニンもやわらかくなり、なんとも良好。

ワインは不思議です。

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■気になる、コストパフォーマンスは?
ネットで売れに売れて30万本、リピータ率No1と言われる「バルデモンテ・レッド」、前評判で期待が高まりすぎてしまったのか、悪くはないですが、取り立てて「すごい」とも感じません、飲み易いという印象です。
 
逆に言えば、それが580円、だから多くの人に支持されているのかもしれません。
 
バルデモンテ・レッド ノン・ヴィンテージ
  購入価格:580円
 
・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、スペインワイン 『バルデモンテ・レッド』は終了です


本日は、フランス ボルドーの赤ワイン  『シャトー テルトル・ド・ミヨ 2000』 をトライです。


■シャトー テルトル・ド・ミヨ (CH TERTRE  DE MIOT) 2000 とは?

ボルドー・スペリュールクラス、さらに、奇跡の年の賞賛されるミレニアム・ヴィンテージの2000年です。

ボルドーガロンヌ川右岸、19世紀からワイン造りが継承されるシャトーです。南向きの恵まれた斜面に約40haの畑を所有し、粘土層と石灰岩の地層からなり、サンテミリオンの特級シャトーによく似た肥大な畑。

レンガがかったルビー色で、完熟したフルーツのアロマが豊かに香りなめらかでリッチな味わい。2013年頃までは、十分に楽しめる熟成ボルドーワインらしいです。

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 原産国:フランス ボルドー 

・品質分類:原産地呼称 A.O.C.ボルドー

・ぶどう品種:
  メルロー60%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン20%

・ヴィンテージ:

  2000年

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■気になる、お味は?

香りは強すぎず、ほのかで、品を感じさせる。

口に入れても、渋みを感じさせることはないが、不思議と、余韻は渋みと深みがどこからか現れる。このあたりは、ボルドーの当たり年、2000年ビンテージの恩恵を感じる。タンニンの主張を感じるが、後味が悪いほどの主張はない。意外なほど、呑み易い、2000年ビンテージではあるが、過大な期待は楽しみを薄れさせてしまうかも。。。

なんにしても、この価格で2000年ヴィンテージ ボルドーを味わえるだけで十分。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

奇跡のあたり年と称される2000年ヴィンテージのフランス ボルドーワイン 「シャトー テルトル・ド・ミヨ 2000」で、低価格でありながら、たしかな、ヴィンテージの恩恵を感じることができます。
 
シャトー テルトル・ド・ミヨ 2000
  購入価格:1280円
 
・香り:
 ★★☆☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、フランス ボルドー 『シャトー テルトル・ド・ミヨ 2000』は終了です。





本日は、ポルトガルワインの  『クレラ コルテス・デ・シーマ 2009』 をトライです。


クレラ コルテス・デ・シーマ (COURELA COLTES DE CIMA) 2009 とは?

ポルトガルで、赤ワインの理想郷とされる「アレンテージョ」で生まれる「コルテス・デ・シーマ」。アレンテージョは日照時間が長く、雨量は控えめ、乾燥した気候と赤ワインには理想的な場所のようです。

そして「コルテス・デ・シーマ」は、ニール・ベケット氏の『死ぬまでに飲むべきワイン1001本』に見事選ばれたワイン!! 今回の『クレラ』は、「コルテス・デ・シーマ」の新ラインナップでエントリーの赤ワインです。

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作り手は、シラーの魔術師と呼ばれる、ジョーゲンセン氏が半端なこだわりではなく、この地の固有品種アラゴネスを使用しながら、シラーをブレンドすることでモダンなスタイルに仕上げているようです。

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■さて、お味は?

やわらかだが、豊潤な香り。しぶみや酸味はなく、実にフルーティな香り。
開栓からすぐに、最高の状態で味わえる。2009年と若いはずなのに、それを感じさせず呑み易い。

タンニンの風味は感じず、深みや余韻をさすがに感じないが、口に含んでから、のどを通すまでにフルーティーな世界が堪能できる。
女性に、お奨め。食べ物の相性は考える必要がありますが、コストパフォーマンスはかなり高いです。

シラーの魔術師おそるべし!

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■気になる、コストパフォーマンスは?

ポルトガル ワインで、「死ぬまでに飲むべきワイン 1001本」に選出される「コルテス・デ・シーマ」のエントリーワイン 「クレラ(COURELA)」です。
 
クレラ コルテ・デ・シーマ 2009
  購入価格:780円
 
・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、ポルトガルワイン 『クレラ コルテス・デ・シーマ』は終了です。





本日は、フランス ボルドー  『シャトー・レ・サンギエール 2007』 をトライです。

 

■シャトー・レ・サンギエール (CH LES ANGUILLERES) 2007 とは?

「パリ農業コンクール2009 金賞」のワインです。

グリュオー・ラローズやフェリエールといった銘醸シャトーを手がける生産チームが栽培・醸造を監督するボルドー・ワイン。イチゴやブラックベリーの香りで、肉付きの良い味わいとのこと。

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・原産国:フランス ボルドー 

・品質分類:原産地呼称 A.O.C.ボルドー

・ぶどう品種:
  メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カベルネ・フラン15%、マルベック5%

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さて、お味は?

香りは強すぎず、マイルド。強めの酸味で、きりりとした口当たり。かといって、口につくほどではない。

口に含むと、酸味が先行して、香りは隅においやられる。後味も、タンニンが主張している。香りの余韻は少ない。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

フランス ボルドー 「パリ農業コンクール2009 金賞」の酸味強めのワインです。
 
シャトー・レ・サンギエール 2007:
  購入価格:980円
 
・香り:
 ★☆☆☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★☆☆☆
 
これにて、本日のワイン探求、フランス ボルドー 『シャトー・レ・ザンギエール 2007』は終了です。

本日は、スペインの赤ワイン『エデュリス レゼルバ』 をトライします。
 
■エデュリス レゼルバ(EDULIS Reserva 2001) とは?
 
世界的に有名なワイン評論家のロバート・パーカ氏が、パーカーポイント:91点と評価。
パーカー氏曰く「杉、シナモン、タバコ、鉛筆の芯、ブラックチェリー等の素晴らしい香り、エレガントで濃厚、シルクのような舌触りのリオハ」と。農薬や肥料を殆ど使わず、天然酵母を使うなど、こだわりの作り。
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■スペインワイン リオハ産

なんでも、スペイン国内にあるミシュラン最高峰3つ星レストランのうち、5軒がリストオンしているそうです。
リオハの高品質テンプラニーリョ100%で、熟成にはフランス最高級のアリエ産オーク樽で18ヶ月熟成させていると。

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■さて、お味は?

一言で、香り豊潤でさっぱりしたワイン。

香りは豊潤な中に、さっぱり感がある。味わいも、実にさっぱりとしていて、飲み易い。一方で、香りにも味にも、わずかな酸味、さっぱりとした全体の味わいゆえに引き立ち、かおりの中で酸味が主張する。吟味せずに、味わう分には、良好なコストパフォーマンスであるが、それ以上を求め、味を探求すると、どこか鼻につく酸味が後味としてに襲ってくる。

1本空けた後に、もう1本を迷うときに、勢いで空けても、後悔しない味わい。

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■気になる、コストパフォーマンスは?

香り豊かにして、さっぱりとして、スペインワインです。

エデュリス レゼルバ:
  購入価格:980円

・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

 

これにて、本日のワイン探求、スペインワイン 『エデュリス レゼルバ』は終了です。

 



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