2011年3月アーカイブ

本日は、イタリアの赤ワイン『ムラーリ・バルドリーノ 2009』をトライです。

■ムラーリ・バルドリーノ(MURARI BARDOLINO) 2009とは?

イタリア最大の湖、ガルダ湖の東岸に広がる丘陵地帯。

バルドリーノを中心とする6ヶ村は、古くからこのワインを造っていて「クラッシコ」と表示ができます。湖に近いことから気候は穏やかで出来るワインもまろやかさがある。 

110329_Murari_01.JPG

・原産国: イタリア ベネディクト

 格付け:***

・ぶどう品種:***

・ヴィンテージ: 2009

■さて、お味は?

110329_Murari_02.JPG

それほど、主張のないベリー系の香り。若さで、香りが開ききれていない印象。全体に「淡さ」を感じるも、スッキリとした印象。

口の中でも、香りと同様にどこか「淡さ」を感じ、舌の上でもやわらかく、強い主張や個性は微塵も感じさせない。余韻として、すっとした清涼感が漂う。フルーティな甘みも、しっかりとしたタンニンも感じさせず、個性は乏しい。逆に言えば、デイリーワインとして、無個性ゆえの強みがあると言えばあるが、全体に若く、淡い。。。もう、一歩が欲しい。


■気になる、コストパフォーマンスは?

110329_Murari_03.JPG

600円のリーズナブルワイン。

多くは望めない価格ですが、それでも、これなら、あちらの方がと、いろいろなワインが浮かんできてしまいます。もうひとガンバリです。

ムラーリ・バルドリーノ 2009:
   購入価格:598円

 ・香り:
  ★★☆☆☆

・味わい:
  ★★☆☆☆

・コストパフォーマンス:
  ★★☆☆☆

これにて、本日のワイン探求、イタリア ヴェベディクトの赤ワイン『ムラーリ・バルドリーノ 2009』は終了です。





本日は、アルゼンチンの赤ワイン『ミッシェル・トリノ・コレクション ピノ・ノワール 2009』をトライです。

■ミッシェル・トリノ・コレクション(MICHEL TORINO PINOT NORE)2009とは?
アルゼンチン北西部に位置し、アルゼンチンワインの至宝と称えられる「カファジャテ」産のワイン。

葡萄園は標高1700mの場所にあり、1年のうち340日以上が晴天、一日の寒暖差は最大で25℃、そして湿度が低い(平均15%)ため葡萄が病気にかかりにくく、『高品質なワイン「しか」造れない』と言われるほど葡萄栽培には理想的な土地。

110325_MichelTorino_01.JPG

1892年にこの地で葡萄の栽培を始めたミッシェル・トリノは、現在700haを超える葡萄園を所有し、世界30カ国以上に質の高いワインを提供している、カファジャテを代表する生産者の一つです。

110325_MichelTorino_03.JPG

・原産国: アルゼンチン カファジャテ
 
・格付け:***
 
・ぶどう品種:ピノ・ノワール

・ヴィンテージ: 2009

 

■さて、お味は?

110325_MichelTorino_02.JPG

豊潤なフルーティな香りで、奥行きを感じる。フルーティだが、甘たるさを感じさせない。ピノノワールらしさ、気品を感じさせます。フルーティーさの中にほのかなスパイシーさも在る。

口当たりは以外にもさっぱりとしていても'キレ'が先行している。不思議とフルーティーな香りは、舌の上では主張せず、キレが印象的です。余韻もさっぱりしており、大きな個性の主張は感じさせず、まだ、本調子ではない様子。これも、ピノノワールの気難しさ故か。。。

でも、アルゼンチンワインの秘めた可能性を感じさせます。


■気になる、コストパフォーマンスは?

110325_MichelTorino_04.JPG

アルゼンチンでぶどう栽培に理想的とされる「カファジャテ」のピノ・ノワール ワインです。1000円以下のピノ・ノワールで、アルゼンチン?という最初の印象でしたが、まずまずでした。

ただ、やはり、ピノ・ノワールと言えばフランス、という印象を覆す程の鮮烈さを期待するのは酷というものか。。。

ミッシェル・トリノ・コレクション ピノ・ノワール 2009:
  購入価格:880円
 
・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆
 
これにて、本日のワイン探求、アルゼンチンの赤ワイン『ミッシェル・トリノ・コレクション ピノ・ノワール 2009』は終了です。




本日は、ポルトガルのビール『スーパーボック』をトライです。

 ■スーパーボック (Super Bock)とは?

ポルトガルでシェア42%を誇る、ポルトガルNo.1ビール。100年以上の歴史を誇るブルワリーが作り、本格ラガータイプのプレミアムビールです。

そして、このスーパーボックは、「モンドセレクション」にて28年連続金賞受賞という、すごい経歴をもっているのも大注目です。

110319_SuperBock_01.JPG

・原産国: ポルトガル
 
・受賞暦:
    モンドセレクション 28年連続金賞受賞

■さて、お味は?

110319_SuperBock_02.JPG

香りは、日本のビールと近い風味で、強めの炭酸がのどごしとして現れるのが印象です。
フルーティーな味わいで、品性を感じるビール。焼肉と言えば「ビール」という典型さはなく、口の中で余韻を楽しむビールです。

ビールの定番「グイグイ」とは違いますが、モンドセレクション27年連続金賞を納得させる、大衆的で美味しいビールです。


■気になる、コストパフォーマンスは?

110319_SuperBock_03.JPG

ポルトガルの人気No.1にして、モンドセレクションで28年連続金賞受賞という怪物ビール、日本のビールと似た印象で、大衆的な優れたビールです。

スーパーボック:
  購入価格:188円(330ml)
 
・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★★★☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆
 
これにて、本日のポルトガルビール『スーパーボック(Super Bock)』は終了です。


本日は、南アフリカの赤ワイン『ズール レッド』をトライです。


■ズール・レッド(ZURU DRY RED)とは?

ワンコイン(500円)、おつりがくる激安の南アフリカワインです。500円以下のワインには、正直、多くを望めませんが、南アフリカの激安ワインはいかがなモノでしょうか?

110311_ZURU_01.JPG

・原産国: 南アフリカ

・格付け: ***

・ぶどう品種: ***

・ヴィンテージ: None Vintage

■さて、お味は?

110311_ZURU_02.JPG

弱めなスパイシーな香り、淡白でさっぱりとした印象。

口に含んでも、淡白な味わいで、清涼感のあるほのかなスパイシーさと酸味が現れます。タンニンも弱めで、ほとんど主張はありません。口の上でも、スパイシーな味わいだが、取り立てた奥行きや味わいは無い。

一言でシンプル、呑み易さは良好で価格を考慮すれば、決してハズレではなく、酸味の余韻がスッキリさアピールしている。


■気になる、コストパフォーマンスは?

110311_ZURU_03.JPG

500円クラスの激安 南アフリカの赤ワイン、スッキリとした味わいで、シンプルなワインながら、価格考えれば決して悪くはないです。気楽に飲めるワインとしてもってこいです。

ズール・レッド:
  購入価格:480円 

・香り:
 ★★☆☆☆

・味わい:
 ★★★☆☆

・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

 

これにて、本日のワイン探求、南アフリカの激安ワイン『ズール

レッド (None-Vintage)』は終了です。





本日は、フランスの赤ワイン『シャトー レ・オー・ダグラン カオール 2002』をトライです。

■シャトー レ・オー・ダグラン カオール(CH Les Hauts d'Aglan Cahors)2002とは?
2004年度パリ農産物コンクール金賞受賞ワイン。長期熟成を経た黒ワインで、凝縮感のある果実味は残しつつも、非常にまろやかで角のとれたベルヴェットのような口当たり。

フランス南西部のカオールのワイン造りは2000年もの歴史があり、カオールのワインの色が黒に限りなく近いほど濃くなるのはタンニン含有量が極めて多いマルベック種の特徴によるそうです。

110306_Chateau_Cahors_01.JPG

・原産国: フランス カオール
 
・格付け:AOCカオール
 
・ぶどう品種:マルベック

・ヴィンテージ: 2002

■さて、お味は?

110306_Chateau_Cahors_02.JPG

黒ワインの名の通り、実に濃い色味で、濃厚な味を連想させます。香りも、色味からの想像通り、濃厚で奥行きを感じさせます。

スパイシーというよりは、フルーティーな香りで、十分な熟成による重みを感じる。
しっかりとしたタンニンが舌の上で主張するのでが、暴れる程ではなく、調和が保たれます。口あたりは、スッキリとしており、品格を感じさせる一方で、余韻は乏しい。

ほんのりとした甘みが舌の上で現れ、消えていく。それでいて、渋さも程よい主張をしており、さすがに1000円級のワインとは一線を画し、「ワインの個性」を感じます。

 

■気になる、コストパフォーマンスは?

110306_Chateau_Cahors_04.JPG

フランス カオールのマルベックが熟成を経てもたらす濃厚な黒ワインです。
はっきりとした主張が伝わるワインです。ワインも2000円級になるとグンと味わいも格別。

シャトー レ・オー・ダグラン カオール 2002:
  購入価格:1980円
 
・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆
 
これにて、本日のワイン探求、フランス の通称黒ワイン『シャトー レ・オー・ダグラン カオール 2002』は終了です。





本日は、チリの赤ワイン  『ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010』 をトライです。
 
■ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン
 (VINA MAIPO CABERNET SAUVIGON)2010とは?

ワイン雑誌「ワイン王国(2010年6月発売)」で5つ星に輝き、超特選ベストバイに選ばれた人気ワインのシリーズです。

造り手は1968年以降「コンチャ・イ・トロ」グループの傘下の"ビニャ・マイポ"社からチリならではの豊かな果実味としっかりとしたコク、プラムやブラックベリーを想わせる香り、程よいタンニンが心地よいミディアムボディの辛口赤ワイン! という触れ込みです。 

110304_VINO_MAIPO_01.JPG

・原産国: チリ
 
・格付け:***
 
・ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン

・ヴィンテージ: 2010

■さて、お味は?

110304_VINO_MAIPO_02.JPG

穂のかなフルーティーさで、甘み満点のフルーティーさとは一線を画し、なんだか、香りが薄い印象。
口に含むと、タンニンが舌の上で柔らかな余韻を残す。但し、全体的に若さを感じ、2010年ヴィンテージ故か。。。それでも、さわやかな渋みが現れる。

が、これという味わいも余韻もそれほどなく、フレッシュの一言がこのワインを表す。

ちなみに、一晩明けて、空気とじっくりと馴染ませると、香り・味わいも大部分抜けてしまい、若さからくる熟成の弱さか、時間の経過に完全に負けてしまう。

■気になる、コストパフォーマンスは?

110304_VINO_MAIPO_03.JPG

ワイン雑誌で高い評価を得たチリワインでしたが、飲んでみるの、もう一歩 と。
状態が悪かったのか?と思わせるほど、雑誌の高評価とは間逆のインプレッションです。素人には、わからない、何か があるのでしょうか。。。

ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010:
  購入価格:880円
 
・香り:
 ★★☆☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★☆☆☆
 
これにて、本日のワイン探求、チリ 赤ワイン『ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010』は終了です。

 




このアーカイブについて

このページには、2011年3月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年2月です。

次のアーカイブは2011年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。