2012年5月アーカイブ

■サ・ラ・ダ セレクション 2008 (Sa_Ra_Da SELECTION)とは?

本日は、スペインの赤ワイン『サ・ラ・ダ セレクション 2008』をトライです。

樹齢45年の古樹のぶどうと天然酵母を使用して造られます。
フレンチオークで12ヶ月熟成、カシスなどの濃縮感のあるフレッシュな果実香とスミレなど花の香りが豊かです。

鉛筆のようなミネラル感、スパイシーな味わいの飲み応え。アルコール度も高めで長い余韻も感じられるとの触れ込みです。

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・原産国: スペイン

・格付け: DO アルマンサ
 
・ぶどう品種: ガルナッチャ、ティントレーラ、モナストレル

・ヴィンテージ: 2008

・タイプ: フルボディー

・生産者: ***

■さて、お味は?

かなり濃いガーネット色、濃厚な果実香の中に、しっかりとした酸味とほのかな黒コショウのスパイシーさが香ります。樽香も、わずかに感じさせ、複雑な香りです。

しっかりとしたタンニンが爽やかな酸味として口に開がります。
余韻はありませんが、後味もすっきりしており、全体の調和を奏でます。

スペインらしいワインで、パーカー好きな類のワインだと感じます。実際、パーカーポイント90点です。

舌の上で甘味が際立つのも全体のサッパリ感が軸にあるゆえです。ただ、フルーティーなだけのワインではなく、"キレ"がバランスしている点がGoodです。スペインワイン派も、期待を裏切らないワインです。

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■気になるコストパフォーマンスは?

パカーポイント90点のスペインワインです。

全体に清涼感が印象的ですが、その中に感じる甘味の調和が良好なワインです。さらなに、1000円ワインとは思えない、複雑な香りは秀逸です。

スペインワイン派は勿論、そうでない方にもお奨めのワインです。

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サ・ラ・ダ セレクション 2008:
  購入価格:980円

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、スペインの赤ワイン『サ・ラ・ダ セレクション 2008』は終了です。







■ラ・クロワ・ドステラン 2009 (LA CROIX D'AUSTERAN)とは?

本日は、フランス ボルドーの赤ワイン『ラ・クロワ・ドステラン 2009』をトライです。
ナイト・ハーベストを行ない醗酵前3日程度、低温状態で皮ごと浸漬する。さらに、低温状態で発酵を2週間から3週間かけてゆっくりと醗酵を行い、フルーツの味わいを存分に引出したワインとのこと。

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・原産国: フランス ボルドー

・格付け: AOC ボルドー

・ぶどう品種: メルロー:80%、カベルネ・ソービニヨン:15%カベルネ・フラン:5%

・ヴィンテージ: 2009

・タイプ: ミディアムボディー

・生産者: ***

■さて、お味は?

酸味とすみれの果実香でやわらかなフルーティーさを感じます。
空気になじませる程に、豊かな果実香が増していき、ボルドーらしさが現れます。

味わいは、ほのかな酸味と渋味がしっかりとしています。
口当たりはマイルドで、しつこさはなく爽やかでスッキリとした飲み口。コクや深みはありませんが、呑み易いボルドーです。

タンニンはマイルド、後味に酸味が残ります。但し、全体的に"うすさ"がありパワフルさはありません。

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■気になるコストパフォーマンスは?

1000円のボルドーワインです。標準的なワインですが、強い特徴はなく、卒ないワインです。でも、1000円ボルドーワインで卒ないってなかなか立派ですよね。

ワインはやっぱりボルドーという方は、お試しの価値ありです。

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ラ・クロワ・ドステラン 2009:
  購入価格:980円
・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆
これにて、本日のワイン探求、フランス ボルドーの赤ワイン『ラ・クロワ・ドステラン 2009』は終了です。




■オブリガード セミ・スイート NV (OBRIGADO)とは?

本日は、ブラジルの甘口赤ワイン『オブリガード セミ・スイート NV』をトライです。
ブラジル発、爽やかな甘口ワイン。

甘口ワインで、ワインが苦手な人や、ホットワインに最適。ベタツキのない爽やかな甘さを特徴とするワインとのこと。

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・原産国: ブラジル

・格付け: ***
 
・ぶどう品種: ?

・ヴィンテージ: None Vintage

・タイプ: 甘口

・生産者: ***"

■さて、お味は?

甘味のある果実香。カシスやベリー系とは違い、酸味の果実香は無し。
口に含むと、甘味が口一杯に拡がるが、後引く甘さで、味わいに奥行きもなく、たるーい印象。

香りは、甘すぎて、口の中でもワインの良さを見出せない。ワインというより、ぶどう酒という印象で楽しむ要素がみつからない。
食べ物との、マリアージュをみつけるのは至難。

保存状態が劣悪だったかもしれませんが、手にしたコレは残念なワインでした。

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■気になるコストパフォーマンスは?

甘口赤ワイン、正確には超甘口ワインです。
私の嗜好とは、一致せず。。。残念ながら、完飲できず。。。

ワインもいろいろ、好みもいろいろ。わかってはいますが、このワインはパスです。好きな人は好きなのでしょうが。。。

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オブリガード セミ・スイート NV:
  購入価格:598円

・香り:
 ★★☆☆☆
・味わい:
 ★☆☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★☆☆☆☆

これにて、本日のワイン探求、ブラジルの赤ワイン『オブリガード セミ・スイート NV』は終了です。





本日は、フランス ボルドーの赤ワイン『シャトー・マロット 2009』をトライです。

シャトー・マロット 2009  (CHATEAU MAROTTE BORDEAUX)とは?

ボルドーの超当たり年2009年で、トリプル金賞受賞ワインです。
深みのあるルビーレッド、ブラックカラントなどのフレッシュフルーツのアロマ、ライムやミントなどのニュアンス。
口当たりはスムースでグレートヴィンテージらしい濃厚な果実味としっかりしたタンニンが特徴とのこと。

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受賞暦:
・パリ・コンクール 2010 金賞
・ボルドー・コンクール 2010金賞
・チャレンジ・インターナショナル デュ・ヴォン 2010 金賞"

・原産国: フランス ボルドー

・格付け: AOCボルドー
 
・ぶどう品種: カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%

・ヴィンテージ: 2009

・タイプ: ミディアムボディー

・生産者: シャトー・マロット

■さて、お味は?

果実香の中に、強めのバニラ香が介在。甘味たっぷりではなく、ボルドーらしい複雑さを予想させます。少し、香りが開くのに時間が必要で、重厚感のあるワイン。

口ニ含むと、強い酸味・タンニンで、ピリと感じる程。
後味はすっきりしているが、印象はアルコールが強いワイン。コクや味わいの拡がりは確認できず、ボルドーブランドのワイン、に留まる。

若さが目立ち、もう少し熟成が必要な印象の固いワインでこの価格帯としてはもう一歩。。。
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■気になるコストパフォーマンスは?

卒ないワインではありますが、1000円超であれば、もう少し期待がもたれるところ。どうしても、ボルドーという方を除けば、積極的に選択する価値は高くないでしょう。

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シャトー・マロット 2009:
  購入価格:1280円"
"・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★☆☆☆

これにて、本日のワイン探求、フランス ボルドーの赤ワインシャトー・マロット 2009』は終了です。











本日は、ポルトガルの赤ワイン『ポルタ・ダ・ラベッサ NV』をトライです。

■ポルタ・ダ・ラベッサ NV (PORTA DA RAVESSA)とは?

 「ポルトガルの隠れた宝」と称されるDOCアレンテージョ。
WSWA2010金賞、IWC2010金賞等、数々のコンクールで受賞暦もあり、ポルトガル国内のスーパーで売り上げNo1を誇る。

地元の土着品種を絶妙にブレンドし、素晴らしいバランスに仕上がっている。 

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・原産国: ポルトガル

・格付け: DOC アレンテージョ
 
・ぶどう品種: 

・ヴィンテージ: None Vintage

・タイプ: ミディアムボディー

・生産者: ***

■さて、お味は?

ポルトガルワインらしく、フルーティーで豊潤な果実香。
やわらかな酸味の中に、黒コショウのような、スパイシーさも。意外トシンプルではなく、数種類の香りがおりなしています。

酸味の主張が強めの味わいで、コクや風味を打ち消してしまい、味わいは単調。。。
NVワインだが、若さが目立ち、酸っぱい。

豊かな果実香とは、正反対に、フルーティーな甘味が口の中では感じない。荒びきのタンニンと強い酸味が印象のワインだが、空気に馴染ませて酸味を柔らかくすると、逆に風味が消滅してしまう。

ワンコインワインなら、かろうじて納得も、飲み頃ワインではないかな。

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■気になるコストパフォーマンスは?

ポルトガルワインらしく、フルーティーな果実香は期待を裏切りません。

但し、酸味が強すぎて、果実香から想像される味わいが裏切られるのは確か。598円の価格を考えれば、うなずけますが、コスパ優れるポルトガルワインには、もう1歩を期待したくなります。

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ポルタ・ダ・ラベッサ NV:
  購入価格:598円

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、ポルトガルの赤ワイン『ポルタ・ダ・ラベッサ NV』は終了です。





本日は、フランスの赤ワイン『ブルゴーニュ・ピノノワール ドメーヌ・ルー 2009』をトライです。


■ブルゴーニュ・ピノノワール ドメーヌ・ルー 2009 (Bourgogne Pinot Noir) とは?

カタール航空のビジネスクラス採用実績!しかも造り手はサントーバン村に1855年からの歴史を持つ、あの有名なドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス!花やチェリー、ベリーの香りを放ち、ビロードのような滑らかな舌触りを備える、バランスのよい究極ブルゴーニュ・ピノ・ノワール。

造り手は有名なルー・ペール・エ・フィスという、ブルゴーニュのサントーバン村にある名門です。

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・原産国: フランス ブルゴーニュ

・格付け: AOC ブルゴーニュ
 
・ぶどう品種: ピノ・ノワール

・ヴィンテージ: 2009

・タイプ: ミディアムボディー

・生産者: ドメーヌ・ルー


■さて、お味は?

チェリー系の甘味と酸味の果実香。やわらかなフルーティーさの中に、しっかりとした赤い果実が存在します、
20009年と若いワインですが、ほのかに若さの酸味を感じる程度で、全体的にはピノ・ノワールらしさがあります。

舌触りはマイルドでありながら、予想外にしっかりとしたタンニンと渋味。
常温保存で1年経過してしまったので、保存が良くないせいかも。。。
結果、少しえぐみが現れつつあるかな?と思わせる。

ピノ・ノワールらしからぬ、強さが出て、繊細さをかき消しているのは残念。但し、同じ保存環境でも問題ないワインもあるので、このワインの質なのでしょうが。。。

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■気になるコストパフォーマンスは?

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カタール航空のビジネスクラス採用実績等、上々の前評判のワインでしたが、結果はもう一歩。ピノ・ノワールワインとしては。リーズナブルなカテゴリーで、ピノの気難しさを考慮するれば、悪くはないですが。。。

ただ、繊細なピノ・ノワールに対して、少々保存が良くなかった影響がないとも言えません。但し、コスパ優れるチリのピノノワールがコスパは良さそうに感じます。

ブルゴーニュ・ピノノワール ドメーヌ・ルー 2009:
  購入価格:1280円

・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★☆☆☆


これにて、本日のワイン探求、フランス ブルゴーニュの赤ワイン『ブルゴーニュ・ピノノワール ドメーヌ・ルー 2009』は終了です。







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