★★★★☆の最近のブログ記事

本日は、スペインの赤ワイン『フィンカ ラス ヴィルトゥデス テンプラニーリョ 2008 』をトライです。 

フィンカ ラス ヴィルトゥデス テンプラニーリョ 2008(Baron de Lestac Bordeaux Rouge)とは?

スペイン中央部の雨の少ない過酷な大地で、農薬の力を使わずに造られました。そのため果実味が凝縮し、テンプラニーリョ独特のアロマが見事に表現されてるとのこと。

さらに、ネット爆発的な売り上げをほこり、40万本突破のモンスターワイン「バルデモンテ」の蔵が作るワインで、さらに2008年はスペインの世紀の当たり年。

121013_Baron de Lestac Bordeaux Rouge_01.JPG

・原産国:スペイン バルデペーニャス
・格付け: DOバルデペーニャス
・ぶどう品種:テンプラニーリョ100
・ヴィンテージ: 2008
・タイプ: フルボディー
・生産者: フェルナンド・カストロ


■さて、お味は?

2008年、スペインワインの当たり年。グラスの底が見えないほど、かなり濃い、黒に近い色味。あまり、熟成を感じない、フレッシュだが豊かな果実香。グレープジュースのような甘さが香るわずかな酸味が、さらに全体の果実香を際立たせます。
口に含むと、奥行きは感じないが、スペインワインらしく、さっぱりとしたキレのある味わい。タンニンはマイルドを通り越して、存在を感じないほど。非常に呑み易く、全体の調和がとれた仕上がり。2008年が当たり年で、今がちょうど飲み頃の印象。

121013_Baron de Lestac Bordeaux Rouge_02.JPG

■気になるコストパフォーマンスは?

スペインワインの当たり年、驚異の売り上げをほこる「バルデモンテ」の蔵、と期待が高まりますが、期待を裏切らない、コスパです。タンニンは弱めで、マイルドすぎるという印象もありますが、全体的にはバランスが良く上々のワインです。

121013_Baron de Lestac Bordeaux Rouge_03.JPG

フィンカ ラス ヴィルトゥデス テンプラニーリョ 2008 :
  購入価格:780

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、スペインの赤ワイン『フィンカ ラス ヴィルトゥデス テンプラニーリョ 2008 』は終了です。







■サ・ラ・ダ セレクション 2008 (Sa_Ra_Da SELECTION)とは?

本日は、スペインの赤ワイン『サ・ラ・ダ セレクション 2008』をトライです。

樹齢45年の古樹のぶどうと天然酵母を使用して造られます。
フレンチオークで12ヶ月熟成、カシスなどの濃縮感のあるフレッシュな果実香とスミレなど花の香りが豊かです。

鉛筆のようなミネラル感、スパイシーな味わいの飲み応え。アルコール度も高めで長い余韻も感じられるとの触れ込みです。

120526_Sa_Ra_Da_SELECTION_01.JPG

・原産国: スペイン

・格付け: DO アルマンサ
 
・ぶどう品種: ガルナッチャ、ティントレーラ、モナストレル

・ヴィンテージ: 2008

・タイプ: フルボディー

・生産者: ***

■さて、お味は?

かなり濃いガーネット色、濃厚な果実香の中に、しっかりとした酸味とほのかな黒コショウのスパイシーさが香ります。樽香も、わずかに感じさせ、複雑な香りです。

しっかりとしたタンニンが爽やかな酸味として口に開がります。
余韻はありませんが、後味もすっきりしており、全体の調和を奏でます。

スペインらしいワインで、パーカー好きな類のワインだと感じます。実際、パーカーポイント90点です。

舌の上で甘味が際立つのも全体のサッパリ感が軸にあるゆえです。ただ、フルーティーなだけのワインではなく、"キレ"がバランスしている点がGoodです。スペインワイン派も、期待を裏切らないワインです。

120526_Sa_Ra_Da_SELECTION_02.JPG

■気になるコストパフォーマンスは?

パカーポイント90点のスペインワインです。

全体に清涼感が印象的ですが、その中に感じる甘味の調和が良好なワインです。さらなに、1000円ワインとは思えない、複雑な香りは秀逸です。

スペインワイン派は勿論、そうでない方にもお奨めのワインです。

120526_Sa_Ra_Da_SELECTION_03.JPG

サ・ラ・ダ セレクション 2008:
  購入価格:980円

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、スペインの赤ワイン『サ・ラ・ダ セレクション 2008』は終了です。







本日は、オーストラリアの赤ワイン『ファミンガム シラーズ・カベルネ NV』をトライです。

■ファミンガム シラーズ・カベルネ NV (FAMINNIGHAM SHIRAZ CABERNET)とは?

オーストラリアらしい溢れる果実味が魅力のワイン。パワフルな味わいの中にフレッシュでいきいきとした酸味が持ち味のワインとのことです。

120408_FAMINNIGHAM_SHIRAZ_CABERNET_01.JPG

・原産国: オーストラリア

・格付け: ***
 
・ぶどう品種: カベルネソヴィニヨン、シラーズ

・ヴィンテージ: None Vintage

・タイプ: ミディアムボディ

・生産者: ***

■さて、お味は?

煮詰めたジャムのような、凝縮感のある香り。開栓すぐは、結構の強めのアルコールの香りを感じます。

口に含むと、柔らかな酸味はあるものの、全体的にはマイルドな印象。甘味もバランスがとれていて良好、コクのような深みはさすがにありませんが、調和のとれたしあがりはなかなかです。このあたりの「クセ」の無さはデイリーワインとしては重要な資質ですね。

軽めがワインがお好きな方には、おすすめできます。但し、食事とのあわせ方は少し注意が必要、全体に軽く、甘めのワインですので、重ための料理は控えた方がよさそう。

120408_FAMINNIGHAM_SHIRAZ_CABERNET_02.JPG

■気になるコストパフォーマンスは?

120408_FAMINNIGHAM_SHIRAZ_CABERNET_03.JPG

ネットでみると、レストランなんかでも良く使われいるようで安心感があります。お値段はボトルで2500円超と、なかなかの価格です。ワンコインワインのはずですが。。。それだけの価値があるということでしょうかね。

なんにしても、最近の円高の恩恵があるとしても、この500円ワインのコストパフォーマンスはすばらしいです。500円ワインの中で頭一つ飛び出しています。

120408_FAMINNIGHAM_SHIRAZ_CABERNET_04.JPG

ファミンガム シラーズ・カベルネ NV:
  購入価格:498円

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、チリの赤ワイン『インドミタ グラン・レゼルバ ピノ・ノワール 2010』は終了です。







本日は、チリの赤ワイン『インドミタ グラン・レゼルバ ピノ・ノワール 2010』をトライです。

■インドミタ グラン・レゼルバ ピノ・ノワール 2010(INDOMITA GRAN RESERVA PINOT NOIR)とは?

インドミタは2001年に設立された新進気鋭のワイナリー、チリで今注目の産地。今回のグラン レゼルバは、全て手摘みの収穫で、マイヴァーレ産品種で赤ワインはつくられています。

グラン レゼルバ ピノ・ノワールは、煮詰めたイチゴジャムを思わせ、香りが心地よく拡がる華やかな赤ワインだとか。

120331_INDOMITA_GRAN_RESERVA_PINOT_NOIR_2010_01.JPG

・原産国: チリ/カサブランカヴァレー

・格付け: ***
 
・ぶどう品種: ピノ・ノワール

・ヴィンテージ: 2010

・タイプ: ミディアムボディー

・生産者: ***

■さて、お味は?

濃厚なベリー系の香り。重みと深みをかんじさせる果実香に少し驚き。2010年ヴィンテージとは思えない、熟成香もあり、燻し香・樽香が香りに膨らみを与えています。フルーティーだが、ただ、甘いだけのワインとは一線を画します。

口当たりは実にソフトで滑らかな、ベリー系の味わいとスッキリとした余韻が口の中に現れます。味わいに奥行きは感じないまでも、繊細さとエレガンスさが発揮されており、気難しいピノ・ノーワルがチリで花開いています。

この「滑らかさ」で、この価格信じられません。さらに、驚くのが、一晩・二晩経過しても、その持ち味が維持されてることです。抜栓からスグに惜しく飲めて、2晩キープされるのは驚きです。

120331_INDOMITA_GRAN_RESERVA_PINOT_NOIR_2010_02.JPG

■気になるコストパフォーマンスは?

120331_INDOMITA_GRAN_RESERVA_PINOT_NOIR_2010_03.JPG

チリのピノ・ノワール。ピノ・ノワールは気難しいセパージュ、正直、1000円級のピノワインに期待するのは無謀と思っていました。
が、このチリのグラン・レゼルバは、嬉しい誤算で、固定観念を打ち砕きます。このワインはお試しの価値ありです!

880円で、これだけのピノ・ノワールを産み出すチリのポテンシャルにも感服します

インドミタ グラン・レゼルバ ピノ・ノワール 2010:
  購入価格:880円

・香り:
 ★★★★★
・味わい:
 ★★★★☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆


これにて、本日のワイン探求、チリの赤ワイン『インドミタ グラン・レゼルバ ピノ・ノワール 2010』は終了です。





本日は、イタリアの赤ワイン『ランゲ・ロッソ・ロセ カッシーナ・クッコ 2006』をトライです。

■ランゲ・ロッソ・ロセ カッシーナ・クッコ 2006 とは?
ピエモンテ州の実力ワイナリー カッシーナ・クッコが手がける、アルコール14.5%でボリューム感満点のフルボディワインです。
 Roddi(ロディ)×Serralunga(セラルンガ)の2つの限定した単一畑の厳選ぶどうのみを使用。バルベーラ種とネビオーロ種を絶妙にブレンドしています。
120212_Langhe_RossoRose_2006_01.JPG

・原産国: イタリア ピエモンテ

・格付け: DOCランゲ・ロッソ
 
・ぶどう品種:バルベーラ、ネビオーロ

・ヴィンテージ: 2006

・タイプ:重口

■さて、お味は?
120212_Langhe_RossoRose_2006_02.JPG

非常に濃いダークレッドでグラスの底がみえないほど、凝縮感たっぷりです。
カラー同様に濃厚でフルーティーな果実香が、抜栓してグラスに注いだ瞬間から溢れ出すかのようです。空気に馴染ませると、いっそう香りが際立ちます。
120212_Langhe_RossoRose_2006_03.JPG

タンニンは柔らかめですが、主張を感じる味わいで、濃厚なワインでありながら、後味は爽やかな心地よさがあります。口当りは滑らかでソフト、イタリアンワインらしいキレの飲み応えで期待を裏切りません。アルコール14.5%とパワフル、でも、非常に呑み易い、それでいて、主張は強くありませんが酸味と渋味のバランスもよくエレガントさもありながら、呑み応え満点です。一言で、「おいしい!」、素晴らしワインです。

■気になるコストパフォーマンスは?
120212_Langhe_RossoRose_2006_04.JPG

このイタリアワインで、本当に美味しいです。1480円と、値段はリーズナブルのカテゴリーではありませんが、1000円級ワインとの次元の違いを感じることができます。絶対、お奨め、お試しの価値ありです。

このワインは、コストパフォーマンス:★★★★★と押したいところですが、ネットでみると価格が2000円、2000円でも飲む価値は十分ですが、ここでは、四ツ星に。

ランゲ・ロッソ・ロセ カッシーナ・クッコ 2006:
  購入価格:1480円 (ネット相場:2000円)

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★★★☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆

これにて、本日のワイン探求、イタリアの赤ワイン『ランゲ・ロッソ・ロセ カッシーナ・クッコ 2006』は終了です。



このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち★★★★☆カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは★★★☆☆です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。