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【那智の大滝】

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◆概要

「那智の滝」といわれ、「一の滝」ともいわれるこの滝は、 落差133mの日本一の直瀑です。

那智大滝は、今でも素晴らしい滝ですが、滝の背後や周囲の山々がすべて原生林に覆われていた昔の姿を想像すると、遥かに神々しい姿であったに違いありません。滝の落ち口の岩盤に3つの切れ目があって、3本になって滝が落ちることから「三筋の滝」ともいわれます。滝の落ち口の幅は13m。

◆概要

滝の落ち口には注連縄の張られていますが、この注連縄は毎年2回、7月9日と12月27日に神職の手によって張り替えられます。滝の右手には「那智原始林」と呼ばれる原生林が広がっていて、国の天然記念物に指定されています。32haというわずかな面積ですが、那智原始林は和歌山県下唯一の原生林で、とても貴重な照葉樹林の森です。

滝壺の深さは10m。南方熊楠によると大滑落岩塊のため三分の一強埋もれてしまったそうで、昔はもっと広く深かったのが、滝の上の原生林を濫伐したために岩石が落下し、滝壷が埋もれて現在のように小さく浅くなってしまったらしいです。

◆歴史

那智大滝の上流には、さらに「二の滝」「三の滝」と呼ばれる美しい滝があります。

二の滝は落差20mほどの優美な女性的な滝で「如意輪の滝」ともいわれます。この二の滝の近くに花山法皇(968〜1008)は「円成寺(円城寺とも書きます)」と名付けた庵を結び、那智山中で千日の修行を行いました。また、平清盛(1118〜81)は後白河上皇(1127〜1189)の初めての熊野御幸(1160)のお供として那智を詣でた折、二の滝において開運招福を祈願したと伝えられ、西行(1118〜1190)もまた二の滝を訪れています。

 二の滝の上流にある三の滝は、落差15mほどで「馬頭観音の滝」ともいわれます。那智山中には「那智四十八滝」といって48の滝があり、修験者により滝行が行われてきました。

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