本日は、アルゼンチンの赤ワイン『ミッシェル・トリノ・コレクション ピノ・ノワール 2009』をトライです。
■ミッシェル・トリノ・コレクション(MICHEL TORINO PINOT NORE)2009とは?
アルゼンチン北西部に位置し、アルゼンチンワインの至宝と称えられる「カファジャテ」産のワイン。
葡萄園は標高1700mの場所にあり、1年のうち340日以上が晴天、一日の寒暖差は最大で25℃、そして湿度が低い(平均15%)ため葡萄が病気にかかりにくく、『高品質なワイン「しか」造れない』と言われるほど葡萄栽培には理想的な土地。
1892年にこの地で葡萄の栽培を始めたミッシェル・トリノは、現在700haを超える葡萄園を所有し、世界30カ国以上に質の高いワインを提供している、カファジャテを代表する生産者の一つです。
・原産国: アルゼンチン カファジャテ
・格付け:***
・ぶどう品種:ピノ・ノワール
・ヴィンテージ: 2009
■さて、お味は?
豊潤なフルーティな香りで、奥行きを感じる。フルーティだが、甘たるさを感じさせない。ピノノワールらしさ、気品を感じさせます。フルーティーさの中にほのかなスパイシーさも在る。
口当たりは以外にもさっぱりとしていても'キレ'が先行している。不思議とフルーティーな香りは、舌の上では主張せず、キレが印象的です。余韻もさっぱりしており、大きな個性の主張は感じさせず、まだ、本調子ではない様子。これも、ピノノワールの気難しさ故か。。。
でも、アルゼンチンワインの秘めた可能性を感じさせます。
■気になる、コストパフォーマンスは?
アルゼンチンでぶどう栽培に理想的とされる「カファジャテ」のピノ・ノワール ワインです。1000円以下のピノ・ノワールで、アルゼンチン?という最初の印象でしたが、まずまずでした。
ただ、やはり、ピノ・ノワールと言えばフランス、という印象を覆す程の鮮烈さを期待するのは酷というものか。。。
ミッシェル・トリノ・コレクション ピノ・ノワール 2009:
購入価格:880円
・香り:
★★★☆☆
・味わい:
★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
★★★☆☆
これにて、本日のワイン探求、アルゼンチンの赤ワイン『ミッシェル・トリノ・コレクション ピノ・ノワール 2009』は終了です。