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■マリアナ・アレンテージョ NV (Mariana VINHO TINTO RED WINE HERDADE do)とは?

本日は、ポルトガルの赤ワイン『マリアナ・アレンテージョ NV 』をトライです。

濃縮感のある様々な黒果実の香りが感じられ、スパイスやコーヒー豆などニュアンスも併せ持つ。まろやかで絶妙なバランス、しっかりとした酸味が余韻に爽やかさを加えている秀逸な赤。 その味わいは濃厚かつエレガント♪ワインジャーナリスト John Gilan氏が93点と高評価したワインとのこと。

アレンテージョは湿度が低く、ぶどうの収穫時期にはほとんど雨が降らないという理想的な環境で、期待が増します。

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・原産国: ポルトガル アレンテージョ
・格付け: ***
 
・ぶどう品種: アラゴネス、トリンカディラ
・ヴィンテージ: 2008
・タイプ: フルボディー
・生産者: ***

■さて、お味は?

グラスの底が見えない程、濃いダークレッドが印象的。ポルトガルワインらしく、豊かなベリー系の果実香。はっきりとした、でも、若さの残る酸味があり、単にフルティーなワインとの違いを感じる。

口あたりは、さっぱりして強みの酸味が清涼感と渋味を演出している。意外にも、舌の上では、フルティーさが潜めている。
コクのような深みの味わいはなく、基本的にシンプル。悪く言えば、薄くて酸っぱい、良く言えば、サッパリとして清涼感。特異なえぐみは無いが、このワインの飲み頃ではないのか、ポテンシャルが読めない。

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■気になるコストパフォーマンスは?

個人的にはお気に入りのポルトガルワインで、期待通りのフルーティさを感じられます。が、表面的な香りだけで、味わいに奥行きや深みを見出すには至りません。
全般的に悪くはないのですが、ポルトガルワイン好きの期待もこめて、980円としては、もう一歩です。
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マリアナ・アレンテージョ NV :
  購入価格:980

・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、ポルトガルの赤ワイン『マリアナ・アレンテージョ NV 』は終了です。




本日は、ポルトガルの赤ワイン『ポルタ・ダ・ラベッサ NV』をトライです。

■ポルタ・ダ・ラベッサ NV (PORTA DA RAVESSA)とは?

 「ポルトガルの隠れた宝」と称されるDOCアレンテージョ。
WSWA2010金賞、IWC2010金賞等、数々のコンクールで受賞暦もあり、ポルトガル国内のスーパーで売り上げNo1を誇る。

地元の土着品種を絶妙にブレンドし、素晴らしいバランスに仕上がっている。 

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・原産国: ポルトガル

・格付け: DOC アレンテージョ
 
・ぶどう品種: 

・ヴィンテージ: None Vintage

・タイプ: ミディアムボディー

・生産者: ***

■さて、お味は?

ポルトガルワインらしく、フルーティーで豊潤な果実香。
やわらかな酸味の中に、黒コショウのような、スパイシーさも。意外トシンプルではなく、数種類の香りがおりなしています。

酸味の主張が強めの味わいで、コクや風味を打ち消してしまい、味わいは単調。。。
NVワインだが、若さが目立ち、酸っぱい。

豊かな果実香とは、正反対に、フルーティーな甘味が口の中では感じない。荒びきのタンニンと強い酸味が印象のワインだが、空気に馴染ませて酸味を柔らかくすると、逆に風味が消滅してしまう。

ワンコインワインなら、かろうじて納得も、飲み頃ワインではないかな。

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■気になるコストパフォーマンスは?

ポルトガルワインらしく、フルーティーな果実香は期待を裏切りません。

但し、酸味が強すぎて、果実香から想像される味わいが裏切られるのは確か。598円の価格を考えれば、うなずけますが、コスパ優れるポルトガルワインには、もう1歩を期待したくなります。

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ポルタ・ダ・ラベッサ NV:
  購入価格:598円

・香り:
 ★★★★☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、ポルトガルの赤ワイン『ポルタ・ダ・ラベッサ NV』は終了です。





本日は、ポルトガルの赤ワイン『バルコ・ネグロ・ドウロ 2007』をトライです。

■バルコ・ネグロ・ドウロ 2007(Barco Negro DOURO) とは?

世界遺産指定、屈指の高級ワイン産地「ドウロ」で生まれるスティルワインです。ポルトガルと言えば、ポートワインですが、スティルワインも見逃せません。世界中の可能性の高い産地にも挑戦しており、ドウロ渓谷の潜在力に注目したフランソワ・リュルトンがバルコ・ネグロもプロデュースしています。

地元の固有品種を3種類ブレンドして造られ、ボルドーの技術が惜しみなく投入されていながら、ポートワインに負けない深いコクはドウロならではのもの。

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・原産国: ポルトガル ドウロ

・格付け: DOP ドウロ
 
・ぶどう品種: ティンタ・ロリーズ(30%)、トゥーリガ・フランカ(30%)、トゥーリガ・ナシオナル(40%)

・ヴィンテージ: 2007

・タイプ: ミディアム・フルボディー 辛口

・生産者:ジャック・フランソワ・リュルトン

■さて、お味は?

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ポルトガルワインらいしい。ベリー系のフルーティーで豊潤な香りで、やわらかな酸味もわずかに感じます。

口に含むと、タンニンはやわらかで、軽やかな味わい。余韻はそれほどだが、果実香がさわやかな甘味の後味として現われます。酸味と渋味はバランスがとれている。が、全体に。薄さを思わせる軽めな味わいで、もう少し「凝縮感」が欲しいかな。。また、フルーティーな甘味の余韻が長すぎて、甘ったるさが気になる人には気になるかも。。。

■気になるコストパフォーマンスは?

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このワイン、香り、酸味と渋味、滑らかさとコクなど、全体のバランスは非常に調和のとれたワインでGoodですが、少々薄さが気になり、もう一歩と主張が欲しいところです。1280円だと、価格相当かな。

但し、ポルトガルワインらしい、果実香と甘味は豊かで女性向けのワインに仕上がっています。

バルコ・ネグロ・ドウロ 2007:
  購入価格:1280円

・香り:
 ★★★☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆

これにて、本日のワイン探求、ポルトガルの赤ワイン『バルコ・ネグロ・ドウロ 2007』は終了です。






本日は、ポルトガルの赤ワイン『レアル・ラブラドール NV』をトライです。

■レアル・ラブラドール(REAL LAVRADOR)とは?
ポルトガル 国内シェアNo1の農協が手がける500円以下の超リーズナブルワインです。
通常、398円のところ、特売で298円で購入、もはやワインの価格ではないほど超リーズナルブ。

ただ、安いだけではありません、こちらのワイン。ブリュッセル国際コンクール 銀賞受賞なのです。
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・原産国: ポルトガル/アレンテージョ
 
・格付け:ヴィノ・デ・エグーレン
 
・ぶどう品種:カステラン

・ヴィンテージ: None Vintage

・タイプ:赤 辛口


■さて、お味は?
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500円でおつりのくるポルトガルワイン。ポルトガルからの送料だけでも結構かかりそうなもの。いかがな物か?

ポルトガルワインらしい、フルーティな香り、ただ、豊潤というほどではない。香りを立てようと、空気とからませると、開くどころか、香りが空気にかきけされてしまうかのよう。
口当たりはマイルド、やわらかな酸味がすっと口の中で現れる。フルーティーな果実味は影を潜めているが、飲みやすいでデイリーワインです。

■気になる、コストパフォーマンスは?
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これという特徴はありませんが、激安ワインにありがちの飲み難さは皆無、さらっと飲めてしまいます。これが500円なら文句はありませんね。


レアル・ラブラドール (NV):
  購入価格:398円 (特売:298円購入)
 
・香り:
 ★★☆☆☆
・味わい:
 ★★☆☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★☆☆
 
これにて、本日のワイン探求、ポルトガルの赤ワイン『レアル・ラブラドール』は終了です。


本日は、ポルトガルの赤ワイン  『シャミネ コルテス・デ・シーマ 2009』 をトライです。
 
■シャミネ コルテス・デ・シーマ (CHAMINE COLTES DE CIMA) 2009とは?
 「死ぬ前に飲むべき1001本」のワインに選定されたコルテス・デ・シーマで、以前に素晴らしい香りでお奨めのワインであった、クレラ コルテス・デ・シーマ 2009 の姉妹品です。
 
「クレラ」が780円で驚くべきコストパフォーマンス、今回の「シャミネ」は980円とリーズナブルですが、価格からすると「クレラ」以上の期待が膨らみます。
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・原産国: ポルトガル アレンテージョ 
 
・格付け:***
 
・ぶどう品種:
  シラー、アラゴネス、トウリガナシオナル、トリンカデイラ、カベルネソーヴィニオン

・ヴィンテージ: 2009 
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■コルテス・デ・シーマ
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「コルテス・デ・シーマ」は、ニール・ベケット氏の『死ぬまでに飲むべきワイン1001本』に見事選ばれたワイン!!

ポルトガルで、赤ワインの理想郷とされる「アレンテージョ」で生まれる「コルテス・デ・シーマ」。アレンテージョは日照時間が長く、雨量は控えめ、乾燥した気候と赤ワインには理想的です。

作り手は、シラーの魔術師と呼ばれる、ジョーゲンセン氏が半端なこだわりではなく、この地の固有品種アラゴネスを使用しながら、シラーをブレンドすることでモダンなスタイルに仕上げています。

■さて、お味は?

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ベリー系の実に豊潤な香り。フルーティーな香りの中に、タンニンの風味が伝わってくる。
口に含むと、以外にもしっかりとしたタンニンが現れる。

鼻で感じる「香り」と口で感じる「味わい」で全く別のワインのようにされ感じる。じっくりと空気になじませる、かっちりとしたタンニンの後に、再び、フルーティーな余韻が訪れる。
この価格帯でありながら、味に奥行きが感じられるのは圧巻。単なる豊潤なフルーティーなワインとは一線を画し、以外な程に、面白いワインである。
これに「味わい」の深みがあれば・・・と、土台が素晴らしいがゆえに、もう一歩の欲が出てくるのも、また、出来の良さの証拠。それにしもて、ポルトガルワインは侮れません。
ヒュー・ジョンソンの「死ぬまでに飲むべき1001のワイン」に選定させるのには、それなりの理由があります。

■気になる、コストパフォーマンスは?

ポルトガルの理想郷:アレンテージョにて、シラー魔術師の手によって作り上げられる「コルテス・デ・シーマ」です。
 
以前に試した クレラ コルテス・デ・シーマ 2009 も素晴らしい出来でしたが、「シャミネ」もまた、素晴らしいワインです。価格が少々高く(と言っても、980円)なっている分、ワインの良さもUPしており、期待を裏切らないコルテス・デ・シーマでした。
 
シャミネ コルテス・デ・シーマ:
  購入価格:980円
 
・香り:
 ★★★★★
・味わい:
 ★★★☆☆
・コストパフォーマンス:
 ★★★★☆
 
これにて、本日のワイン探求、ポルトガル赤ワイン『シャミネ コルテス・デ・シーマ 2009』は終了です。



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