参院本会議が27日開かれ、高額納税した個人や法人の公示制度を廃止する所得税法など一部改正法案が賛成多数で可決された。公示制度の廃止で、全国上位100人の高額納税者を公表した「長者番付」が今年から姿を消す。
そもそも脱税者の「密告制度」として始まった公示制度。長者番付は流行や好況業種を反映してきたが、制度本来の目的の形骸(けいがい)化やプライバシー保護もあり、存在意義が薄れていた。(産経新聞)
新聞やテレビで「長者番付」が発表されると、「今年もこの季節が来たか」と感じるだけで、これまで意義を考えたことはありませんでしたが、もともとは、脱税者の密告が目的だったんですね、知りませんでした。たしかに、プライバシー度返しで、名前を公表されても、本人にはデメリットこそあれ、何のメリットもないわけで、ある種の迷惑なのかもしれませんね。
まー、私には縁の無いことなので、傍観者の立場からはちょっと残念。。。
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