2006年5月アーカイブ

エイズウイルス(HIV)感染者はインドが最多――。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が30日公表した報告書で、インドの感染者数が2005年末に570万人に達し、南アフリカの550万人を抜いたことが分かった。 報告書は2年ごとに作成。今回、インドの感染者は03年から40万人増となった。ただ、10億超の人口を擁するインドの感染率(成人)は0.9%にとどまり、南アの18.8%を大幅に下回っている。

世界全体の感染者は05年末で3860万人。うち同年の新規感染者は前回調査時の03年に比べ減少、410万人だった。啓発活動の広がりで「感染拡大のピークは過ぎた」(UNAIDS)。05年の死者は280万人で03年に比べ10万人減った。1981年のエイズウイルス確認後の感染者は累計で6500万人、死者は2500万人を突破した。 (5/31@日本経済新聞)

HIVの猛威も数字で示されると、改めて脅威を感じずにはいられません。「感染拡大のピークは過ぎた」とのレポートもあるようですが、絶対数が増加する以上、増加率が低下しても、感染者数が増加することに変わりはないでしょう。

それにしても、感染率がインド0.9%、南ア18.8%とは冷静にすごい率です。日常生活で接する人数を頭で描いて、この率を適用してみると、HIVの脅威を感じずにはいられませんね。いち早い、特効薬(ワクチン)の開発と浸透を待つばかりです。いつかは、医者から「ただのHIVですよ。良かったですね」と言われる時代がくるのでしょうか。。。

警察庁は30日、駐車違反取り締まりの民間委託が始まる6月1日当日の駐車監視員の活動開始時刻などを発表した。最も早く始まるのは東京都内の麻布署など28署で午前8時。終了予定時刻で最も遅いのは歓楽街を抱える神奈川・川崎署の翌2日午前5時。

茨城、神奈川、和歌山など7県は午前8時半、北海道と大阪は同8時45分で、大半は同9時―9時半の開始。終了予定時刻は六本木を管轄する麻布署と、愛知・中署、福井・福井署が午後10時となっている。毎日取り締まりを行う必要のない岩手、香川、宮崎などの6署は2日以降のスタートとなる。(5/30@日本経済新聞)

5月も残すところ後1日となり、いよいよ、話題の駐車違反取り締まりの民間委託が開始されます。そこで、警察からご丁寧に、実施地区と時間の概要が公開されたようです。

駐車違反は違法行為ですので、法治国家日本において、「ダメ」なのは言うに及びませんね。交通渋滞の誘因であったり、緊急車両の走行妨害などにつながる恐れがあり重要です。急患を運ぶ救急車でこのようなことがあれば、間接的であれ責任は重大です。

といことからすれば、ドライバにとっては・・・・ですが、必要な事と思います。が、これは警察の役割では?と感じるのも事実です。基本的には、国民の税金を財源として、勤められる公務員にあって、民間委託とはなぜ?仮に民間委託による、コスト低減だとすれば、税金の使われ方は妥当なの?他にやるべき事があるから、民間委託するだとすれば、そもそも駐車を違法行為とすることの妥当性は?駐車違反の摘発は民間でまかなえるとするなら、今までの警察官のお仕事は何だったの?疑問が残ります。。。

民間委託とされると、本来あるべき「悪い行為だっから罰する」が「罰せられるから悪い行為」と、本末転倒なのを認めることになるのでは?何にしろ、ドライバーにとっては、注意と意識が今まで以上に必要になると思いますね、気をつけましょう。

NECは29日から、インターネット接続サービス「ビッグローブ」で迷惑メールへの新対策を講じる。不正プログラムにパソコンを乗っ取られ、意図せず迷惑メールを大量送信する会員のメール利用をいったん強制的に停止。会員に連絡をしてパソコンの修復を指導する。

迷惑メール業者は最近では第三者のパソコンに大量メールを送信するプログラムを植え付け、そのパソコンを遠隔操作することで発信元の特定を逃れるなど手口が巧妙になっている。NECは新対策でビッグローブ会員が発信する迷惑メールを9割以上減らせるとみている。(5/28@日本経済新聞)

NECは、外部からの乗っ取りにあい、迷惑メールの発信源にされたPCをメールサービス網から、強制隔離するようです。PCが乗っ取りにあった場合、所有者は被害者であると同時に知らぬ間に加害者になってしまうわけで、この措置も致し方無しと思われます。

背景に、だから「有料のオプションサービスであるウィルスチェックへの加入を」があるのかもしれませんね。。。

サッポロビールは26日、ワイン「ポレール」シリーズの一部商品を自主回収すると発表した。ワインに微細なガラス片が混入した恐れがあるためで、対象となる商品はすでに14万4000本が出荷されている。

回収するのはポレール180ミリリットル瓶のうち、「スペリア」「カベルネ」「シャルドネ」の3ブランド5品目。2004年8月に導入した瓶詰機に不具合があり、機械と瓶口部分が接触し、ガラス片が混入した疑いがある。在庫6360本を検査したところ、75本でガラス片の混入が見つかった。購入済みの顧客には商品と交換で返金する。(5/26@日本経済新聞)

製造工程の不備、市場に流出させた品質管理の甘さが問題視されそうな事件です。さらに、在庫品の検査結果では、ガラス混入率は1.17%となり、かなり高いです。。。不良率1%は相当な数字ですね。

ワインは、有色液体なので発見も難しいでしょうし、人体への影響も相当量あると推測されます(多分)。救いは、ワインだけにビンから直接呑む人は少ないと思われ、グラスに注いだときにわかるかも・・・、というぐらいでしょうか?購入済み品は返金するとの対応ですが、呑んでしまった人はどうするのでしょうか?

これに対する説明責任が企業にあると思いますが・・・ね。世の中には、不安一杯の人もいるのでは?

ホンダはスポーツカー「インテグラ」の生産を打ち切る。日本向けは6月末、米国など海外への輸出向けは8月末までに生産を終了する。インテグラは1980年に発売(当時の車名は「クイント」)。ピーク時には国内で年間7万3000台を販売していたが、ユーザーの好みがミニバンや小型車などに移り、昨年は販売台数が3000台まで縮小していた。

インテグラの生産中止により、ホンダのスポーツカーは2人乗りの「S2000」だけとなる。 (5/24@日本経済新聞)

スポーツカーは不毛の時代から抜け出せずにいます。。。昨年末に製造中止したNSXに続き、インテグラの製造中止が決定したようです。こだわりのエンジンを武器にスポーツ魂を見せるホンダも時流にては勝てないのかもしれません。NAエンジンでは世界最高レベルと言われるVTECエンジンにFFでもここまでできるのだ と証明してきた立役者の一つであるインテグラが消えることは残念です。

正直なところ、ロータリー+ターボのRX-7乗りである私も、ハイパフォーマンスなスポーツカーの実力をどこで出すのか?と聞かれると口が窄むのですが、絶対的なパフォーマンスも去ることながら、踏み切れる楽しさと、弾け飛ぶVTECエンジンは爽快であり、ターボ車には無いカタルシスがありました。

FITの爆発的なヒットで、ホンダイズムも少々方向転換なのでしょうか?いや、きっと、次への布石ですよね?ホンダさん!

本サイトは、FedoraCoreによる自作+自宅Linuxサーバから発信していますが、5/23 4時〜23時までサービスが停止していたようです。午前中に事態は確認できましたが、出先であったため復旧までに時間を要しました。この間に訪れて頂いた方、申し訳ありませんでした。

ログ解析の結果、外部からのアタックではありませんでしたが、カーネルパニックによりハングアップしていました。結局、強制リブート(要は電源を切って付け直した)により、現在に至っています。

自宅サーバ構築から2年が経過しましたが、この間、月1の再起動で5分程度不通になることはありましたが、今回のように数時間にわたる停止は初めてです。開発版である不安定と言われることもあるFedoraCoreですが、実に安定したLinuxサーバで稼動率99%以上をほこっていました。が、H/Wの耐久劣化の誘因なのか、BLOG(MovableType)導入にともなうDBサービスの稼動によるものかは不明ですが、カーネルパニックが発生、サーバ負荷も増大しているので、そろそれ、OSの再構築が必要かもしれません。。。

ご迷惑をおかけしました。。。



ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが先週末に世界同時公開した話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の週末興行収入が、全世界で2億2400万ドル(約250億円)となり歴代2位の好調な出足となった。このまま好調を維持すれば親会社ソニーの収益にも寄与しそうだ。

歴代1位は昨年5月公開の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(ふくしゅう)」で2億5300万ドル。 「ダ・ヴィンチ・コード」はルーブル美術館館長の殺害事件をきっかけに、教会が隠してきたキリストの秘密が明らかになるという内容のミステリー映画。世界各地のキリスト教系団体は、キリストや教会を冒涜(ぼうとく)しているとして映画のボイコットを呼びかけるなど、公開前から論議を呼んでいた。

映画関係者はこうした論争が作品の話題作りに一役買い、好調な興行成績につながっていると分析している。(5/23@日本経済新聞)

何かと話題のダヴィンチコードの世界同時公開が開始され、歴代2位と好調のようです。
本の販売中止・放映中止やら盗作騒動等の話題先行型の観が強いのですが、実際のところどのような出来なのでしょうか?話題にはなったけど、本は結構なページ数なので、映画を見ようと考えている人も多いのではないでしょうか?

私も、単行本化されてた後に読破しましたが、巷で言われるような「夜も寝ずに」とまでは、いきませんでしたが、充分面白かったです。というわけで、内容は知っていますし、普段はDVDレンタル派ですが、今回は、どのような映画に仕上がっているかは大変興味があるので、見に行こうと思いますが、いつもの如く気が付けばDVDレンタル待ちかな。。。

単行本は、価格も安く、持ち運びもし易いので時間が空いているときに読むにはお勧めです。また、話のキーになる絵画も単行本では絵が示されているので理解の助けになり読みやすいです。文字だけで絵のココが・・・と言われても私にはピンときませんでしたが、単行本ならOKです。

宇宙からの紫外線を防ぐオゾン層が破壊されて発生する穴「オゾンホール」は現在が最大規模で、今世紀半ばには、ほぼふさがるというコンピューター上の予測結果を、国立環境研究所と東大気候システム研究センターが19日発表した。オゾン層を破壊するフロンなどの生産や使用を国際的に規制している効果という。

予測結果によると、2010年代半ばまで大規模なオゾンホールが相次ぐが、20年代に入ると穴は縮小を開始。50年ころには、人類のフロン排出によってオゾンホールが拡大を始めた1980年ころより前の大きさまで小さくなり、ほぼ消失する。同研究所が02年に予測した消失時期より10年遅くなった。

南極上空にあるオゾンホールの面積は現在、南極大陸の約2倍に広がっている。穴が拡大して地表に強い紫外線が降り注ぐと、人体には皮膚がんなどの悪影響が出るため、各国は代替物質への転換などを進めている。 (5/19@日本経済新聞)

今では常識となった「環境問題」ですが、注目される発端がフロンガスによる「オゾン層」の破壊だったのではないでしょうか?これも、世界レベルでの規制と環境意識の向上により、2050年頃に回復するとの予測がでたようです。コンピュータによるシミュレーション結果なので、時期の信頼性は?ですが、着実に回復に向かっているようで、幾分、達成感に似た嬉しさがありますね。

大事なことは、今のレベルで回復するのだから、このまま続ければ悪化しないと、短絡的に考えないことでしょう。オゾン層は環境問題の起点でしたが、他にもCO2排出等の課題は山積していますので。「今」だけでなく、「将来」をどれだけ意識すかが重要ですが、今を生きる人間にはなかなか難しいからこそ、常に忘れないことが、第一歩と思います。

陸上のグランプリ・カタール大会は12日、カタールのドーハで行われ、男子百メートルでアテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)が、9秒76の世界新記録をマークした。従来の記録は昨年6月にアサファ・パウエル(ジャマイカ)が出した9秒77。

ガトリンの自己ベストはアテネ五輪で出した9秒85。昨年の世界選手権は百、二百メートルの短距離2冠を達成している。ガトリンは、2001年の全米ジュニア選手権のドーピング(禁止薬物使用)検査で、興奮剤のアンフェタミンが検出され、2年間の出場停止処分を受けている。(5/13@産経新聞)

この時期に陸上競技が実施されていることさえ知りませんでしたが、米国のガトリン選手が100mの世界新記録を樹立したようです。すばらしい!前世界記録に対して、0.01秒短縮で、日常生活では気にもしない(気にもできない)時間ですが、100m走の世界では偉大ですね。

スポーツも複雑になり、審判のジャッジでグレーな結果になることもありますが、100m走は単純明快であるゆえ、常に注目される競技だと思います。私も陸上で最も好きな競技です。

NTTドコモなど携帯電話3社は17日、電話番号が同じまま携帯会社を変えられる「番号ポータビリティー(継続)」制度の手続き概要を発表した。利用者は新しい携帯会社の店頭に出向くだけで手続きが可能となる。

利用者は携帯会社を変えるにあたり、まず現在の契約会社に変更を申し込み本人確認用の「予約番号」を取得する。申し込みは店頭、電話、インターネットで対応し、電話やネットで申し込めば変更前の携帯会社に出向く手間が省ける。 その後、新しい契約会社の販売店で手続きを完了する。契約先を変更する場合は移転先の携帯電話端末に買い替える必要がある。一連の変更手続きにかかる時間は最大数時間とする。

開始時期は10月中旬になりそう。利用者が変更前の電話会社に支払う解約手数料は各社の判断で1000―3000円程度となる見通し。新しい会社に支払う新規契約手数料と合わせると費用は3000―6000円程度となる。(5/17@日本経済新聞)

10月中旬頃から、遂に携帯番号を継続したままキャリア(携帯会社)の変更が可能になるようです。
最近は、各キャリア毎に独自のサービスや料金設定を設けていますので、携帯電話の利用形態によっては、かなりお得なサービスもあるようです。

ただ、「今さら、携帯番号を変えるのも。。」ということで、キャリアを維持している方も多いと思いますが、これにより、固定層もかなり流動するのではないでしょうか。メールアドレスについては、記載がありませんが、さすがにドメイン名を引き継ぐの無理と思いますので、これだけは、変更の連絡をする必要があるのでしょう。

私も、携帯番号の変更が億劫で、某キャリアを9年近く保有していますが、ちょっと考えみます。

米マイクロソフトと音楽専門局「MTV」を運営するMTVネットワークスは共同で、インターネットによる音楽配信サービスを17日に始める。配信する楽曲は200万曲。1曲99セントで販売し、定額の聴き放題サービスも提供する。自社の主力ソフトと音楽配信を連動させて利用者を増やす方針で、先行する米アップルコンピュータの対抗勢力に育つ可能性がある。

マイクロソフトとMTVが開始するサービスは「URGE(アージ)」。運営はMTVが受け持ち、技術開発などをマイクロソフトが担当する。まず米国など一部地域でサービスを始め、順次、提供地域を広げるもよう。日本でサービスを提供するかどうかは未定。

1曲の販売額はアップルと同額。聴き放題サービスはパソコンのみで聴ける月9.95ドルのコースと、携帯プレーヤーにも転送できる月14.95ドルのコースを用意する。アップルの携帯プレーヤー「iPod」では聴くことができない。(5/16@日本経済新聞)

マイクロソフトも、遂に音楽配信への参入が決定したようです。アップル社の好調さからすると、遅すぎるかとも思えますが、MTVネットワークスとの調整に時間を要したのでしょうか?

意外に新規参入では、「外す」ことも多いマイクロソフトですが、必殺のWindowsとのコラボレートで手堅く拡げてくるでしょうね。著作権とユーザの利便性をどのように技術面で実現するか、の課題はあると思いますが、これ受けた、スティーブジョブス率いるアップルの動向に興味津々です。iPodを軸に成功したアップルに対し、Windowsと潤沢な資金を武器にどのような攻防が繰り広げられるのでしょうか?

プロ野球・阪神の星野仙一シニアディレクター(SD)は15日、大阪市福島区の阪神電気鉄道本社を訪れ、一連の村上ファンド問題の説明を受けた後、報道陣に「(村上氏は)タイガースを売ってしまうかもしれない。おれは首になるかもしれないが、最後まで抵抗したい」と語った。

星野SDは「(チームが)ようやく冬の時代を抜けた時期にファンもいたたまれない」と顔をしかめ、「選手は余計なことを考えず、野球のことを一生懸命やってくれればいい」と話した。昨年10月に会談した村上氏については「法の目をかいくぐるのが得意な人」と不快感を示し「ホリエモンが捕まって、なぜあの人が捕まらないのか。絶対に天罰が下る」と怒りをあらわにした。(5/15@産経新聞)

「なぜあの人が捕まらないのか」は、少々詭弁な気もしますが、プレスに対しては穏やかな星野さんにあって、相当な怒りが伝わってきます。シニアディレクターの立場を超え、野球を愛する野球人だけに言わずにいられなかったのでしょう。「選手は野球に専念を!」も言葉にあるように、最近の野球はなにかとゴタゴタに巻き込まれ、選手が最高のパフォーマンスを発揮しずらいように思えてしまいます。これでは、見る側も今一ですし、選手も日本野球から離れて渡米してしまうかもしれません。

名将と呼ばれる野村監督もプロ野球にカンバックされましたし、もう一度、星野野球をみせてもらえないでしょうかね。。。

川崎二郎厚生労働相は14日、千葉市で開いた少子化対策のタウンミーティングで、日本の将来の人口と出生率について「そろそろ政府が目標値を明確に示す時だ」とした上で、「2050年に1億人、出生率1.39でいいと思う」との見解を示した。1人の女性が生涯に産む子供の人数を示す日本の合計特殊出生率は、03、04(平成15、16)両年に戦後最低の1.29を記録。

川崎氏は「これから政策を重ねても、人口が減らない2.0までは戻せない」と指摘し、「このぐらい(1.39)あれば年金などのシステムは回せる」と述べ、財源難が深刻化している社会保障制度への大きな影響を回避できると説明。消費税率について「今のまま児童手当の拡充などを含めた高福祉を望むのは無理」として「再来年には上げざるを得ない」と明言した。(5/14@産経新聞)

川崎二郎氏の厚生労働相としてのコメントであり、政府の統一見解とは言えませんが、「2050年 出生率1.39」という目標は非常にシビアです。現在、1.29と今後の急激に日本人がいなくなるのは事実ですので、あまり希望的な数値では意味がありませんが、それでも1.39です。

この数値には、日本の「進展」という意味は皆無で、かろうじた「存続」しかないように思います。
この問題(状況)は、忌忌しき事と思いますが、男女雇用均等法の施行に代表される女性の社会進出が進むことでの、影の結果であることは否めず、非常に難しい問題です。このままだと、日本人も絶滅危惧種になってしまうのでしょうか。。。

名古屋市営地下鉄の鶴舞線で今月7日、男性運転士(34)が始発の上小田井駅(同市西区)の待機線からホームに入る途中に運転席を離れ、無人のまま約2分間走行していたことが12日、分かった。6両目にいた車掌が異常に気付き、非常ブレーキを掛けて停車させるまで列車は約300メートル進み、ホームの停止線を35メートルオーバーランした。

国土交通省中部運輸局は同日、警告文書を市交通局に提出。市は運転士を当面、乗務停止にするとともに、懲戒処分を検討している。市交通局によると、運転士は7日午後2時41分ごろ、同駅始発の赤池行きの地下鉄(6両)に乗車。時速15キロで運転中、1両目の一般座席に置き忘れた手袋を取りに行くため、運転席を離れた。車体の揺れで運転席のドアが閉まり、ロックがかかったため運転席に戻れなかったという。始発前で乗客はいなかった。(5/12@毎日新聞)

始発前の乗客がいない状況でのことですが、運転手が運行中に運転から離れていては、洒落になりませんね。客が乗る前に・・・という考えがあったのかもしれませんが、乗り物が乗り物だけに何か起きれば、一大事になったに違いありません。運転手の方の年齢から、新人ではなさそうですので、電車の運転が日常化したことでの惰性に依るのでしょう。

人間誰しも、良くも悪くも「慣れ」があるわけですが、このような危険性・重大さが麻痺するような「慣れ」は許されません。さておき、電車の運転席の扉は振動感知で自動ロックがかかるようですが、これは何のためなのでしょうか???セキュリティ?

いつでも、どこでもおいしい酸素を−−。コンビニエンスストア最大手のセブン−イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は11日、急拡大中の“酸素市場”に参入すると発表した。街中で高濃度酸素を吸入できる「酸素バー」がはやるなど、酸素が新しい商品になってきているが、セブン−イレブンは、酸素を手軽に持ち歩けるケータイ酸素缶「オーツーサプリ」を24日から発売する。コンビニ・スーパー業界での酸素缶販売は初という。

1缶で1回2秒の吸入が計35回でき、1日5〜6回の使用なら1週間使える。東京、神奈川、千葉の3都県で発売し、6月14日から全国1万1000の全店で販売する。ストロングミントとグレープフルーツの2種類の香りで各600円(税込み)。(5/11@毎日新聞)

コンビニで空気を買う時代がやってきたようです。ビジネス上の成功有無は別としても、コンビニの棚に並べるという試みだけでも、時代の変化が見えます。一昔前、お金を出して「水」を購入するなど考えもしませんでしたが、今では、当たり前になりました。そして、今や空気にもお金を出す時代になりつつあります。次は「太陽の光」をお金で買う時代になるのでしょうか?

単純に考えれば、水にしろ空気にしろ、元来自然界で造られるものなので、これにお金を出す・出さなくてはいけないということは、身近にある自然が確実に姿を変えてしまっているといことでしょう。。。

米大手映画会社で組織する米映画協会(MPAA)は9日、海賊版DVDの密輸を防ぐ役目を担った世界初の「DVD探知犬」が英国でデビューしたと発表した。

DVD探知犬のリトリバー、「ラッキー」と「フロー」がロンドンのスタンステッド空港で本番さながらの実地テストを実施。訓練士によって8カ月間、DVDのにおいをかぎわける特別の訓練を受けたといい、荷物置き場に入るなり小包の中のDVDをすぐ探し出したという。

海賊版による米大手映画会社の損害額は世界全体で61億ドル(約6800億円)に達しており、MPAAは各国政府と強力するなどして撲滅に力を入れている。(5/10@日本経済新聞)

マスターと100%同一の複製が容易に可能な、「デジタルコンテンツ」の普及により、著作権・肖像権・知的財産権等の侵害が増大していますね。この防止策の一つとして、「探知犬」が英国で登場したようですが、海賊版DVDの匂いってなんなのでしょう?

正統にバックアップ用途なので作られたDVDは探知犬に吼えられたりしないのでしょうか?いかなる理屈による、匂いなの。。。

独立行政法人国立印刷局は9日、日銀に納入した1000円札3万9500枚に一部の自動販売機では通りにくいなどの不具合が見つかったと発表した。約4万枚という大規模な紙幣の印刷ミスが発覚したことは過去に例がないという。

国立印刷局は「印刷工程上の不具合から生じた」と説明しているが、偽造防止の観点から紙幣の問題点の詳細は明らかにできないとしている。紙幣が印刷されたのは昨年秋で、今年4月に不具合が発覚した。日銀によると、市中に流通している1000円札は、昨年末時点で新旧合わせ約37億枚。(5/9@日本経済新聞)

最近、品質問題が様々な産業分野で取りざたされていますが、造幣でも発生したようです。偽造防止の観点から、詳細な説明はありませんが、枚数からするに不良な状態で印刷され続けたのでしょう。

また、日銀コメントに「外見や手触りなど品質上の問題はなく、お札としては有効」として、回収はしないようですが、ATMや自動販売機の一部で使えないのに「品質上の問題無し」との考えはいかがなものか?
流通枚数37億枚から、4万枚を回収するのは困難難なので、目をつぶってくださいということなのか。。。

GWのお出かけ第四段です。
三重県の「なばなの里」に行ってきました。(5/6)

■エントランス
なばなの里は「長良川水辺の夢のような小さな村」をコンセプトとする花と緑と温泉のテーマパークです。
入園料にクーポン券が含まれ、事実上の入園料はタダです。(GWは、入園料1500円でクーポン1000円分でした)
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■チューリップ畑
視界一面にあざやかなチューリップが咲いています。天気も良好で、絶好のお花日和でした。
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■ドラエモン?
時代を超えた人気キャラクター「ドラエモン」が花で造られています。ドラエモンの横には、妹のドラミチャンもいます。(園内の丘から撮影した写真ですが、全体像が今一つ伝わらないかな・・・?
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■チューリップ
デジカメのマクロ機能で、チューリップを接写してみました。他にも何枚もチャレンジしましたが、きれいに写すのは難しいですね。園内には、写真愛好家の方が、季節の花を撮影する光景が多数見られました。
本格的なカメラを横目に、私は普通のデジカメで「下手な鉄砲なんとやら」で撮影しました。
Ndidフォトギャラリーは、こちらです。
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■足湯
最近、はやりの足湯です。料金は無料(入園料に含む)で、タオルは1本100円で売っていますので、手ぶらで足湯を満喫できます。また、園内には有料ですが本格的な温泉も用意されていました。
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これにて、神戸観光→大阪観光→名古屋 東山動物園→三重 なばなの里を巡ったGW旅行は完です。

GWのお出かけ第三弾です。
地元名古屋の東山動物園に行ってきました。(5/4)
東山動物園は日本で最初にコアラがやってきたことで有名ですが、孫悟空のモデルといわれているキンシコウをはじめ、約570種、19,000点の動物がいます。

■東山動物園入り口
東山動物園へレッツゴー!
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■ボンゴ
私の大好きな草食動物の「ボンゴ」です。この縞模様が実に美しい。。。
ボンゴは世界4大珍獣の一つに数えられ、「森の貴婦人」と呼ばれています。
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■キンシコウ
西遊記に登場する「孫悟空」とモデルとなった猿ということで有名なキンシコウです。(但し、学術的には否定的らしい。。。)また、国際自然保護連合では「絶滅の危険が増大している種」とされ、「絶滅危惧II類」に分類される希少動物です。
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■コアラ
東山動物園のスパースター「コアラ」です。今では、東山動物園以外でも、目にできますが、コアラの環境は日本一。。。?
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■くま
普段は寝ている姿しか目にしませんが、GWだからか、木の棒が与えられ戯れる、可愛らしいくまの姿が見られました。
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■ゾウ
この日は、GWだからか、ゴムタイヤで遊ぶゾウさんの姿が見られました。写真では、楽しく遊んでいるようにみえますが、直に見ると、タイヤのたたきつけられる音やクサリの軋む音で、迫力満点です。
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5/1・2と、関西の神戸と大阪を旅してきました。
二日目の大阪です。

■海遊館 (ジンベエザメ)
世界最大の「魚」である、ジンベエザメで有名な海遊館です。この水族館は造りが特徴的で、巨大な水槽を取り囲むように、スロープ状の通路が配されており、まるで自分が海の中にいるかのような幻想的な世界です。
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■大阪名物「お好み焼き」
ランチは、海遊館の敷地内にあり、50年の歴史を持つ老舗の「鶴橋風月」さんで、「大阪名物 お好み焼き」を食べました。ここでは、客のテーブル(鉄板)で、店員さんがお好み焼きを最後まで仕上げてくれます。味は抜群でした!写真の奥に移っているのは「しお焼きソバ」でこれもまた美味です。
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■天保山 大観覧車
海遊館に併設し、世界最大級の高さ112.5mを誇る大観覧車です。この日は、空気が澄んでおり街の景観がとれもきれいでした。ちなみに、私は高い所は全然平気なのですが、この観覧車は、巨大&下が海だからか、ちょっと怖かったです。
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■梅田スカイビル 空中庭園展望台
街のど真ん中に位置し、地上170m・360度の大パノラマの眺めは絶景です。
ちなみに、ビルの屋外で夜景を見渡すことができるのは、東京 サンシャインビルとここだけですが、360度のパノラマは日本でここだけのようです。
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これにて、神戸・大阪の旅は終了です。

ついにGWが始まりました。
5/1・2と、関西の神戸と大阪を旅してきました。
まずは、初日の神戸です。

■神戸市立王子動物園 「ジャイアントパンダ」
希少動物である「ジャイアントパンダ」です。日本では、ここ神戸 王子動物園、東京 上野動物園、和歌山県 白浜アドベンチャーワールドの3箇所でしか見ることができません。TVなどで有名ですが、実物を見たことのある人は意外に少ないのでは。。。私も初のパンダとのご対面です。
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■南京町
今から120年前、神戸港の開港時に誕生したといわれ、 極彩色の町並みも楽しい関西唯一の中華街です。屋台で数々の中華料理を堪能できます。
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■老祥記(ぶたまん)
私がおもう、「日本一うまい ぶたまんのお店」です。いつもは、大行列ですが、この日は行列無しでラッキーとおもったら、休業日でした(月曜休業のようです)。。。仕方なく、姉妹店で「松茸ぶたまん」を賞味、おいしかったです。
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■神戸港
日本三大夜景の一つに数えられ、1000万ドルの夜景とよばれる神戸の夜景です。
若いカップルばかりですので、観光でいく場合には、強い精神力が必要かもしれません。。。
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■RX-7
今回の移動は、愛車のRX-7で行きました。旅行に行く際は、燃費の良い車をレンタルすることが多いですが、GW中が価格も高いのでRX-7でいきました。やはり、渋滞時はマニュアル+ロータリーエンジンは少々つらいですが、ロータリーサウンドか快調です。
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1日目の神戸ツアーはこれにて終了です。翌日は大阪観光です。

スペイン生まれの画家ピカソ(1881―1973年)が愛人を描いた「ドラ・マールの肖像」が3日、ニューヨークの競売会社サザビーズで競売にかけられ、9521万6000ドル(約108億円)で落札された。ピカソの絵では、初期の傑作「パイプを持つ少年」が2004年5月に1億ドル余りで落札され、絵画の落札額としては史上最高額を記録。サザビーズによると、今回はこれに続く史上2番目の落札額となった。

落札した人物の名前などは明らかにされていない。事前の落札予想額は5000万ドルで、実際はこの倍近くとなった。サザビーズによると、この日落札された肖像画は1941年に描かれた作品。いすに座る愛人ドラ・マールと猫をキュービズムと呼ばれる独特のタッチで表現している。(5/4@産経新聞)

ピカソ作品が100億円超えでハンマープライスされたようです。史上2番目の高値で、1位もピカソ作品のようです。純粋な芸術の観点では、度を過ぎた動産・不動産化してしまうのも問題があるように思います。

多くの人は、この作品を目にした時に、「100億円」の先入観を持って見てしまうでしょうね。落札者の情報が公開されていませんが、一般人が目にすることが出来なくなってしまわないように祈です。。。

ピカソ作品は、芸術の歴史からすると、まだまだ「最近」とおもうのですが、なぜ、これほどの価格がつくのでしょうか?ゴッホのように、生前は無名だった画家の作品の方が希少性が高いと思いますが、圧倒的な芸術価値があるといことでしょうか?レオナルド・ダビンチの「モナリザの微笑み」が、もしもオークションに出るようなことがあれば、いったいどれだけの価格をつつけるのでしょうか?

米誌タイムは4月30日、同誌が選んだ「世界で最も影響力のある100人」のリストを発表し、日本からは小泉純一郎首相がただ1人選ばれた。5月1日発売予定の同誌は、舞台裏の駆け引きに長じた過去の日本の首相は、ほとんどが「さえない人物」だったとするバード大(米ニューヨーク州)のイアン・ブルマ教授の評を掲載。

教授は、テレビを利用し率直に発言する人物像をつくり上げた首相を「面白い人物」と評価し、後任の首相は「良くも悪くも人気者でなくてはならなくなった」と、小泉首相の“影響力”を指摘した。 同誌はこのほか、ライス米国務長官やヒラリー・クリントン米上院議員、イランのアハマディネジャド大統領らを選んだ。 (5/1@日本経済新聞)

タイムの情報がどの程度の信憑性を有すかは別として、世界で100人の内、日本人は一人です。。。
日本の首相である小泉さんが選出されています。「影響力」というのが難しいですが、金払いの良い日本の首相ですので、影響力は大きいですよね。また、常任理事国入りでも話題を集める「日本」ですので、その政界のトップなので納得いきます。

あれ?上記の教授曰く「面白い人物」って?過去の首相が「さえない」で、小泉さんが「おもしろい」?
日本は大丈夫か???
ちょっとした、認識のづれですよね。。。

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