米マイクロソフトと音楽専門局「MTV」を運営するMTVネットワークスは共同で、インターネットによる音楽配信サービスを17日に始める。配信する楽曲は200万曲。1曲99セントで販売し、定額の聴き放題サービスも提供する。自社の主力ソフトと音楽配信を連動させて利用者を増やす方針で、先行する米アップルコンピュータの対抗勢力に育つ可能性がある。
マイクロソフトとMTVが開始するサービスは「URGE(アージ)」。運営はMTVが受け持ち、技術開発などをマイクロソフトが担当する。まず米国など一部地域でサービスを始め、順次、提供地域を広げるもよう。日本でサービスを提供するかどうかは未定。
1曲の販売額はアップルと同額。聴き放題サービスはパソコンのみで聴ける月9.95ドルのコースと、携帯プレーヤーにも転送できる月14.95ドルのコースを用意する。アップルの携帯プレーヤー「iPod」では聴くことができない。(5/16@日本経済新聞)
マイクロソフトも、遂に音楽配信への参入が決定したようです。アップル社の好調さからすると、遅すぎるかとも思えますが、MTVネットワークスとの調整に時間を要したのでしょうか?
意外に新規参入では、「外す」ことも多いマイクロソフトですが、必殺のWindowsとのコラボレートで手堅く拡げてくるでしょうね。著作権とユーザの利便性をどのように技術面で実現するか、の課題はあると思いますが、これ受けた、スティーブジョブス率いるアップルの動向に興味津々です。iPodを軸に成功したアップルに対し、Windowsと潤沢な資金を武器にどのような攻防が繰り広げられるのでしょうか?
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