Ndidサーバの最近のブログ記事

本サイトはCENT OSの自宅サーバから発信しています。

自宅サーバの電源不良で、サービスが停止した、2007年8月6日から、気づけば3年半が経過。

前回の電源トラブルも3年の連続稼動の末でした。電源トラブルでバタバタするのを避けるため、今回は電源交換を実施。

連続稼動するサーバ利用なので、安定性と安全性が重要!サーバは、スペックからしても、消費電力がそれほど大きくないので、ここは何でもOK。

資金が無尽蔵なら、迷わず、「最高の電源」といえるのですが、資金の現実性とやあり安全性を最優先ということで、ネットでサーチ。

■PC電源 ZUMAX ZU-425N

110205_Server_PowerSupply_01.JPG 

なんでも、「愛されて100万台!!信頼と実績のZUMAX」と。
「業界最高レベル、9つの安全機能」というキャッチフレーズに引かれ、コスト面バッチリ、ということで、ZUMAXの「ZU-425N」をセレクト。

9つの安全機能とは

過電流保護回路(OCP)や過電圧保護回路(OVP)、ショート防止回路(SCP)、過負荷保護回路(OPP)、AC低電圧保護回路(UVP AC)、DC低電圧保護回路(UVP DC)、過温度保護回路(OTP)、雷防止保護回路(SIP)を搭載しているようです。なんか、安全そうです!

110205_Server_PowerSupply_04.JPG

(出展:メーカホームページ) 

 

105℃コンデンサ

低コスト電源でありながら、インコンデンサには、105℃電解コンデンサを搭載し、安定性も良さそう!

 110205_Server_PowerSupply_03.JPG

(出展:メーカホームページ) 

長寿命

MTBF100000時間。 日数換算すると、11.4年、すごい。。。ま、MTBFだけど・・・。

 

なんにしても、「安全機能」「安定性」「長寿命」でコストパフォーマンスも最高!

2週間程度、サーバ以外のPCでランニングし、初期トラブルもなそうなので、いよいよサーバに搭載。

次の電源交換は10年後・・・か。

110205_Server_PowerSupply_02.JPG

 

■背面ファン

電源交換のついでに、背面ファンも交換。

何をいつ取り付けたかも忘れてしまったが、かなり長期間使用しているのは間違いありません。サーバーのように、24時間、365日連続稼動なので、音の変化などに気づきにくいので、このあたり交換を。

オウルテック OWL-FY0825L

選択したのは、こちらのオウルテックの超静音タイプ「OWL-FY0825L」です。

1600rpmで20dBの静音仕様、期待寿命:50000hr(25℃)と長寿命。1000rpmで18dBとさらに超静音仕様もありましたが、1000rpmだと、エアフローがどうかな?と思い、1600rpmにしました。

面倒がりの私にピッタリ?!

110205_Server_PowerSupply_05.JPG

 

 PC電源、背面ファンもですが、実に静かで、サーバ音が飛躍的に改善しました。






自宅サーバ リニューアルに向けて、前回(その2)OSはCentOS(Community ENTerprise Operating System)に決定。
今回は、自宅サーバのH/W(ハードウェア)選定を進めます。

■基本的な考え
「自宅サーバリニューアル作戦(その1)」で記載しているように、今回のリニューアルではマザーボード・CPU類も大幅に手を入れていきます。ずばり、要件は「安い電気代(低消費電力)」「安定動作」「安い」です。2点目の安定動作は高級なサーバ用の部品を使うのが一番でしょうが、3番目の台所事情もあり、正直、何を選んでよいのかわかりません。OSとの相性みたいなものもありますし。

今回は、マザーボード・CPU・メモリ・HDDを新調します。ケース・キーボード・電源は流用します。電源は安定動作させる上で最重要アイテムですが、1年前に旧電源が不良になり新調しているので今回は流用とします。

■低消費電力に向けて市場調査
実は最近、あまりCPUやらマザーボードの動向を真剣にウォッチングしていませんでした。
ので、まずは市場動向を調査。やはり、省エネの時代、一昔に比べるとCPUの低消費電力化が注目されているようですね。パソコンの消費電力の中で一番の消費量を占めるのがCPUですから(一般的に)、この動向もうなづけます。

とはいえ、これまでのCeleron700MHzはTDP 18.3Wと消費電力がとても低いので、これと比べるとさすがに性能UPしているとはいえ、消費電力が大きいです。
Wab公開の自宅サーバなので、はっきりいってCPU性能はいらないのですが。。。
(昔のCPUに対する、マザーボードが今時ないのがつらい。。。)

■intel ATOM
へー、こんなのがあるのか・・・。しかも、Intelではないか!
驚いた、「Atom」ってのがある、しかも、結構盛り上がっている!知らなかった・・・。

<ATOMとは>
Atom(アトム)は、インテルが開発製造するマイクロプロセッサで、LPIAと呼ばれる低消費電力でIA-32命令セットアーキテクチャに基づくカテゴリの製品。LPIA製品としてマイクロアーキテクチャから新規に開発された初めての製品。

約4,700万個のトランジスタにより構成されており、これは現在のインテルのIA-32プロセッサの中では最も少ない。ダイサイズ25平方mm未満であり、インテル史上最小のx86プロセッサとして登場した。製造にはリーク電流低減に有効とされるハフニウム注入によるHigh-k(高誘電率)ゲート絶縁膜とメタルゲートによる45nmプロセスルールが採用されるなど省電力化が徹底されており、インテルのCPU史上最も低い動作電圧で動作

電圧を高くすることで当面最大で1.8GHz程度の動作周波数を予定し、それに応じてTDPは0.6から2.5W程度と抑制される

■Intel ATOM + CentOS
こんなに、私の希望に合致するマザーボードがIntelから出ていたとは・・・。
かつては、自宅サーバなんてのは極めて希少な人種が趣味で立ち上げるぐらいでしたが、昨今のITの当たり前化で自宅サーバのユーザも拡がり、「ATOMで静音サーバを」というの流れなのでしょうか?

ATOMはCPUがマザーボードの基盤に組みつけられているので交換不能ですが、CPU付きのマザーボードで実売1万円と価格も安いのでGoodです。

問題は、ATOMは各ベンダーから何種類か販売されているのですが、基本はどれも同じで、CentOSで、NICのドライバがうまく動かないようです。が、解決することはできるようなので、ここはトライアルということで、ATOMに決定!

■マザーボードの選定:GIGABYTE「GA-GC230D」
自宅サーバのマザーボードではありませんが、ここ最近、立て続けにマザーボードのコンデンサーに液漏れが発生。ATOMのマザーボードはそれほど選択の余地がありませんが、良質なコンデンサーをキーワードに選定。

GIGABYTE「GA-GC230D」に決定!長寿命コンデンサーらしく、Goodです。

<GIGABYTE「GA-GC230D」>
搭載済みCPUが「Atom N230(1.6GHz)」、チップセットがIntel 945GC+ICH7という構成。また、拡張スロットがPCI×1で、オンボードデバイスとしてVGA、LAN、SATA×2、IDE×1、5.1chサウンドを搭載

ギガバイト独自の品質規格Ultra Durableに対応。エネルギー損失の少ない高効率なフェライトコア(コイル)、耐久性に優れた日本メーカ製の耐久性固体コンデンサの採用により、発熱を16%抑え、エネルギー損失を25%低減し、コンデンサの寿命を6倍(動作温度65℃にて使用した場合)も長い耐久性を実現。

■その他アイテム (メモリ・HDD)メモリはメジャーブランドの1GBを購入!

HDDも迷うところですが、初代自宅サーバではMAXTORの普通のハードディスクを4年間使用していましたが、特にトラブルはありませんでした。ネットで賛否ありますが、意外と連続稼動だと不良は発生しにくいのでしょうかね?

HDDはメーカの公表値(故障率)からでは判断しずらいので、お店に行って、低消費電力の観点と店員さんの評判から、HITACHI製を選択。

これにて、新自宅サーバのハードウェアも決定!
Linux CentOS + 超低消費電力 intel ATOMでいざサーバ構築へ。


自宅サーバのリニューアルするにあたり、まずはシステムコンセプトを検討。

■自宅サーバのシステムコンセプト
と、大それた事を言いつつも、これまでと変わらず、公開Webサーバぐらいにしかするつもりはない。
HTTPの静的ページとMovableType+SQLデータベースが、主要なアプリ。アクセス数も、それほど多くないし、何より、サーバのパフォーマンスよりも、先にネット回線がボトルネック。でも、回線は今のADSLから変更する予定はなし。

■どうする自宅サーバ?
ということで、自宅サーバリニューアルと言いつつも、決めるは「OS(オペレーティングシステム)」と「パソコンのハード構成」。どちらから、検討してもよいわけですが、「パソコンのハード構成」は「OS」の影響少なからず受けるので、「OS」から検討していきます。

ちなみに、初代自宅サーバのように、手元にある自作PCの余剰アイテム流用と行きたいのですが、手持ちのCPUはAMDのAthlon系で高消費電力・高発熱と言われた一昔のモノ。Intel系はTualatin Celeron1400MHzがあり、実はこれを本命に考えていましたが、マザーボードのコンデンサーから液漏れがあり、そのままでは使えず。ということで、ゼロから組みなおす作戦です。

■自宅サーバのOS選定
本題のOSです。
簡単に入手できて使えこなせそうなOS(オペレーティングシステム)といえば、
Windows、Linux、UNIX(BSD)、MAC の四種類ぐらい。

<MAC OS>
MACはOS Xから、UNIXベースのOSになっており、サーバ用途でも使えそう。。。一応、MACの響きに憧れて衝動買いしてiBookなら手元にある。が、これまで、MACは本気で使ったことないし、手持ちiBookで24時間稼動には不安がある。といことで、MAC OSは候補から除外。
でも、MACで自宅サーバというのは、なかなか渋いですよね。でも、今回は無し。

<UNIX(BSD)>
「UNIX」、言葉の響きだけでも威圧感があります。かっこいい!
ですが、スキル的に扱えません。公開サーバにするのに、「使いながらお勉強」というわけにもいきませんし、そもそも、使えるようになるまでにどれくらいかかるかも不明。ということで、UNIXも候補から除外。

※UNIXとLinux、厳密な定義とはズレますが、ここでは、別モノとして、UNIX=FreeBSDとしています。

<Windows vs Linux>
ということで、残すはWindows か Linux。
これは、サーバ構築にあたり、Web等で議論が絶えませんね。

まず、自宅サーバの観点で、Windowsの特徴は、
 ×:有償(結構高い)
 ○:天下のマイクロソフトのサポートがついている。。。。
   (Windowsのサーバ用OSはさらに高額で候補から除外、デスクトップ用Windowsで検討)
 ○:Windows動作保障のデバイスが多い。ドライバも豊富。
   Webカメラとか導入するなら、サーバの構築しやすさは間違いなくWindows
 ×:Linuxに対して、連続稼動で不安定そう。。(デスクトップ用Windowsを使う場合です)
 ×:ユーザが多い分、ハッキングやウィルスの標的になる確立が高そう。。

現状、自宅サーバにライセンスを回せそうなのは、「Windows2000」しかない。
今や、Windows Vistaの時代、Windows XPも市場からなくなりつつある中で、2世代前のWindows2000では、最大のウマミであるマイクロソフトサポートというもメリットも弱い。といって、自宅サーバ用にOSを新規購入するだけの財力は無し。。。

次いで、自宅サーバの観点で、Linuxの特徴は、
 ○:無償(有償のLinuxもあります)
 ○:世界中の有志プログラマが日々バグ修正し、日々完成度が向上
 ×:Windowsに対し、デバイスのサポートが弱い

ということで、初代自宅サーバと同じく、「無償」が決定打?でLinuxの勝利!
Linuxと言っても、ディストリビューションは沢山あります。
FedoraCoreも面白いディストリビューションでしたが、その正確上、開発サイクルが早すぎて、サポートが短いため、今回は除外。というか、実jはLinuxならこのディストリビューションというのを決めていました。。。。

前置きが非常に長くなりましたが、「CentOS」です。

■CentOS(Community ENTerprise Operating System)とは
CentOSは、Red Hat Enterprise Linuxとの完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションです。Red Hat社が無償公開したソースコードより、同社の商標、商用パッケージなどを含まない形でリビルドされています。

サーバ用途を意識しているため、メンテナンス更新期限はRHELと同じく約7年程度と非常に長くなっている。完全更新とは新たな機能の追加とセキュリティパッチ配布を意味し、年2~4回が予定されている。その後のメンテナンス更新とは必要不可欠なセキュリティパッチ配布のみを想定している。

無償でありながら、有償のRedhat Linuxの完全クローン。サポートも長い!そして、Linux!
響きもGoodで、これ以上のディストリビューションは無い。
と思い込んで、自宅サーバのOSはLinux CentOSに決定!


2004年に自宅サーバを構築し、公開Webサーバとして稼動させて早4年が経過。

当初、自作パソコンの余剰パーツと常時接続ADSLの有効活用と題して、サーバを立ち上げましたが、ここ最近不調です。

カウンタのCGIがうまく動かなくなったり、リブート時に高い確率で、ファイルシステムのエラーが発生し、FSCKでクリンチしたりと。。。

これまでのトラブルと言えば、PC電源故障ぐらいで、それ以外は特に問題なく安定稼動してくれていました。電源系の次に寿命がトラブルの元と言えば、マザーボードのコンデンサーぐらいですが、目視では液漏れも無く、正常そのもの。

とは言え、2004年に余剰品をかき集めて作ったパソコンで、実はマザーボードは2000年に購入したもの、途中使わなかった時期があるものも、結構な年月を使用している。

HDDは、自宅サーバ立ち上げ時に唯一消耗品アイテムとして、新品を購入したものです。勿論、高価なサーバ用のHDDなどではなく、普通の3.5インチATAのHDDです。よくHDDの故障率、なんて話がWebでも見られ、いろんな意見がありますが、少なくとも、普通のHDDを4年間365日稼動で使用しているので、いつ故障してもおかしくない。

ファイルシステムのエラーはHDDの経時劣化が原因かと思っています。

OSと言えば、2004年当時興味でインストールしたFedoraCore2を結局使い続けていました。FedoraCore10がリリースされ、FedoraCore2の正式サポートも終了、旧バージョンをサポートしていたFedoraLegacyプロジェクトも解体と、セキュリティ面での不安が一杯。

CPUはインテルのCeleron700MHzに、メモリは512MBのSDRAMで、パフォーマンスは十分で不足を感じたことはありません。また、最新のMB・CPUにすると、消費電力アップで、電気代アップという懸念もあり、ハード・ソフトとも大きく変更することなく、4年以上が経過。

しかし、ハード・ソフトのどちらが原因か特定不明のファイルシステムのエラー多発で、いよいよ自宅サーバのリニューアルを検討開始!


電源故障

| コメント(0) | トラックバック(0)

本サイトは自作パソコン・自宅サーバで運営しています。
7/28(土)05:30から8/4(土)までの7日間、サーバが停止していました。

原因は電源でした。。。完全な電源不良ではなく、HDDへの供給電源が不調になったようです。
マザーボードへの供給電源に以上は無く、パソコン自体はなんとか立ち上がりましたが、HDDが認識されないようで、Reboot(再起動)しても改善されませんでした。

事前に用意していた、電源に変更することで、無事に再稼動しました。
もともと、使っていた電源は、ケースに付属で3980円の激安品だったため、想定外の連続稼動で3年が経過したので、寿命だったと思われます。

実は、長い間気になっていたパーツではあったのですが、以外と?安定していたので、そのまま使用を続けていましたが、突然の不調が発生しました。最終的にどのように、サーバが停止したかは不明ですが、HDDに異常は見られなかったため、電源交換のみで対処しました。

復旧までに、相当な時間を要してしまいましたので、その間にサーバへアクセスして下さった方には、大変申し訳ありませんでした。

ご迷惑をおかけしました。。。

本サイトは、FedoraCoreによる自作+自宅Linuxサーバから発信していますが、5/23 4時〜23時までサービスが停止していたようです。午前中に事態は確認できましたが、出先であったため復旧までに時間を要しました。この間に訪れて頂いた方、申し訳ありませんでした。

ログ解析の結果、外部からのアタックではありませんでしたが、カーネルパニックによりハングアップしていました。結局、強制リブート(要は電源を切って付け直した)により、現在に至っています。

自宅サーバ構築から2年が経過しましたが、この間、月1の再起動で5分程度不通になることはありましたが、今回のように数時間にわたる停止は初めてです。開発版である不安定と言われることもあるFedoraCoreですが、実に安定したLinuxサーバで稼動率99%以上をほこっていました。が、H/Wの耐久劣化の誘因なのか、BLOG(MovableType)導入にともなうDBサービスの稼動によるものかは不明ですが、カーネルパニックが発生、サーバ負荷も増大しているので、そろそれ、OSの再構築が必要かもしれません。。。

ご迷惑をおかけしました。。。



このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちNdidサーバカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは自動車です。

次のカテゴリはIT機器です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。