自宅サーバリニューアル作戦(2)Windows vs Linux

| コメント(0) | トラックバック(0)

自宅サーバのリニューアルするにあたり、まずはシステムコンセプトを検討。

■自宅サーバのシステムコンセプト
と、大それた事を言いつつも、これまでと変わらず、公開Webサーバぐらいにしかするつもりはない。
HTTPの静的ページとMovableType+SQLデータベースが、主要なアプリ。アクセス数も、それほど多くないし、何より、サーバのパフォーマンスよりも、先にネット回線がボトルネック。でも、回線は今のADSLから変更する予定はなし。

■どうする自宅サーバ?
ということで、自宅サーバリニューアルと言いつつも、決めるは「OS(オペレーティングシステム)」と「パソコンのハード構成」。どちらから、検討してもよいわけですが、「パソコンのハード構成」は「OS」の影響少なからず受けるので、「OS」から検討していきます。

ちなみに、初代自宅サーバのように、手元にある自作PCの余剰アイテム流用と行きたいのですが、手持ちのCPUはAMDのAthlon系で高消費電力・高発熱と言われた一昔のモノ。Intel系はTualatin Celeron1400MHzがあり、実はこれを本命に考えていましたが、マザーボードのコンデンサーから液漏れがあり、そのままでは使えず。ということで、ゼロから組みなおす作戦です。

■自宅サーバのOS選定
本題のOSです。
簡単に入手できて使えこなせそうなOS(オペレーティングシステム)といえば、
Windows、Linux、UNIX(BSD)、MAC の四種類ぐらい。

<MAC OS>
MACはOS Xから、UNIXベースのOSになっており、サーバ用途でも使えそう。。。一応、MACの響きに憧れて衝動買いしてiBookなら手元にある。が、これまで、MACは本気で使ったことないし、手持ちiBookで24時間稼動には不安がある。といことで、MAC OSは候補から除外。
でも、MACで自宅サーバというのは、なかなか渋いですよね。でも、今回は無し。

<UNIX(BSD)>
「UNIX」、言葉の響きだけでも威圧感があります。かっこいい!
ですが、スキル的に扱えません。公開サーバにするのに、「使いながらお勉強」というわけにもいきませんし、そもそも、使えるようになるまでにどれくらいかかるかも不明。ということで、UNIXも候補から除外。

※UNIXとLinux、厳密な定義とはズレますが、ここでは、別モノとして、UNIX=FreeBSDとしています。

<Windows vs Linux>
ということで、残すはWindows か Linux。
これは、サーバ構築にあたり、Web等で議論が絶えませんね。

まず、自宅サーバの観点で、Windowsの特徴は、
 ×:有償(結構高い)
 ○:天下のマイクロソフトのサポートがついている。。。。
   (Windowsのサーバ用OSはさらに高額で候補から除外、デスクトップ用Windowsで検討)
 ○:Windows動作保障のデバイスが多い。ドライバも豊富。
   Webカメラとか導入するなら、サーバの構築しやすさは間違いなくWindows
 ×:Linuxに対して、連続稼動で不安定そう。。(デスクトップ用Windowsを使う場合です)
 ×:ユーザが多い分、ハッキングやウィルスの標的になる確立が高そう。。

現状、自宅サーバにライセンスを回せそうなのは、「Windows2000」しかない。
今や、Windows Vistaの時代、Windows XPも市場からなくなりつつある中で、2世代前のWindows2000では、最大のウマミであるマイクロソフトサポートというもメリットも弱い。といって、自宅サーバ用にOSを新規購入するだけの財力は無し。。。

次いで、自宅サーバの観点で、Linuxの特徴は、
 ○:無償(有償のLinuxもあります)
 ○:世界中の有志プログラマが日々バグ修正し、日々完成度が向上
 ×:Windowsに対し、デバイスのサポートが弱い

ということで、初代自宅サーバと同じく、「無償」が決定打?でLinuxの勝利!
Linuxと言っても、ディストリビューションは沢山あります。
FedoraCoreも面白いディストリビューションでしたが、その正確上、開発サイクルが早すぎて、サポートが短いため、今回は除外。というか、実jはLinuxならこのディストリビューションというのを決めていました。。。。

前置きが非常に長くなりましたが、「CentOS」です。

■CentOS(Community ENTerprise Operating System)とは
CentOSは、Red Hat Enterprise Linuxとの完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションです。Red Hat社が無償公開したソースコードより、同社の商標、商用パッケージなどを含まない形でリビルドされています。

サーバ用途を意識しているため、メンテナンス更新期限はRHELと同じく約7年程度と非常に長くなっている。完全更新とは新たな機能の追加とセキュリティパッチ配布を意味し、年2~4回が予定されている。その後のメンテナンス更新とは必要不可欠なセキュリティパッチ配布のみを想定している。

無償でありながら、有償のRedhat Linuxの完全クローン。サポートも長い!そして、Linux!
響きもGoodで、これ以上のディストリビューションは無い。
と思い込んで、自宅サーバのOSはLinux CentOSに決定!


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ndid.net/MT/mt-tb.cgi/116

コメントする

このブログ記事について

このページは、Ndidが2008年12月13日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「自宅サーバリニューアル作戦(1)サーバ不調」です。

次のブログ記事は「自宅サーバリニューアル作戦(3)超低消費電力intel ATOM」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。