フランス旅行2日目。
本日のメインイベントは「ルーヴル美術館」です。世界最大級の美術館で、有名な作品のオンパレードです。
■ホテル周辺をお散歩
今回の宿泊ホテル「コンコルド・オペラ・パリ」は、サンラザール駅へは歩いて2分、有名デパートやオペラ座へも徒歩5-7分ほどの便利な場所に建つ4つ星ホテル。ギャラリー・ラ・ファイエットまで約700m、オペラ座まで約800m。シャルル・ド・ゴール国際空港から約27km。
ご近所散歩でも、いろいろな物を目にすることができます。
百貨店 プランタン
プランタンは、フランスのパリに本店を置く百貨店で、9区のオースマン大通りにあります。建物は、1865年に作られたそうです。
スーパー モノプリ MONOPRIX
パリのスーパーの代表格が、こちら「モノプリ」。生鮮食料品以外もいろいろ揃っているので旅行者にも重宝します。

日本では見慣れない食材・アイテムも一杯あります。パッケージのデザインが実にカラフルです。

■ルーヴル美術館
いよいよ、フランス旅行のメインイベントの一つ、フランスの至宝「ルーヴル美術館」です。
それほど、美術好き というわけでもない私ですが、昔からは、「ルーヴル美術」だけは絶対行ってみたいと思っていました。やっと、念願かなって です。
ルーヴル美術館の概観
ルーヴル美術館は、セーヌ川の右岸に位置し、かつて、フランス王家の宮殿・ルーブル宮を改造したものです。所蔵作品30万点を超えるルーブルは、世界で最も規模の大きい美術館です。

エントランスのピラミッド
ルーヴル美術館のメインエントランスはガラスのピラミッドになっています。ここから入ってしたに下ると券売機があり、入り口になっています。

膨大な数の美術品が所狭しとあり、じっくり鑑賞していると、2週間はかかるとの事。
『ハムラビ法典』
「目には目を、歯には歯を」で有名はハムラビ法典です。
バビロニアの王ハムラビが発布した法典で、1901年、閃緑岩に刻まれたものがイランのスサで発見されたのが下の写真です。「目には目を、歯に歯を」で有名なハムラビ法典ですが、ここルーヴルに所蔵されているとは正直知りませんでした。

フェルメールの『レースを編む女』
続いては、どちらかと言うと玄人ウケする作品で、フェメールの「レースを編む女」です。
スペインの生んだ鬼才サルバドール・ダリ画家に対しては辛辣なコメントを山ほど残していますが、フェルメールに関してはベタ褒めです。「偉大な絵は、芸術家が暗示するだけで、目に見えない大きな力を感じとることができる。フェルメールの『レースを編む女』に私はそれを発見した。この娘の持つ、目に見えない針を中心に、宇宙全体が回っていることを私は知っている。」と。
実はこの絵、すごく小さいのです、23.9cm*20.5cmと驚きました。

窓からの景観
人の数が大分減りましたが、さすが世界最高峰の美術館、「ルーブル」です。平日にもかかわらず、入場の行列が絶えることがありません。

■サモトラケの『ニケ』
ここ、ルーブルで、最も大きな関心をもっていたのが、実はこの「サモトラケのニケ」です。
ギリシャ文明の彫像の中で、女神ニケを題材にしたもので、優美、且つ、ダイナミックな姿や翼を広げた女性という特徴的なモチーフなどが印象的です。
大理石製で高さは328cm、実物を見たらがっかりなんて事は皆無で、華麗・荘厳です。
「サモトラケのニケ」を美しく見せる為のルーブルの演出も最高で、『ダリュの階段踊り場』として、すばらしい空間を創出しています。
作者不明、製作時期も不明でありながら、人を引き付けてなりません。うーん、すばらしい!

『ニケの右手』
1950年には右の手が発見されたものの、ニケの全体像がわからないため右手の接続は行われず、
近くに置かれたガラスケースの中に展示されています。

■ダビンチの『モナ・リザ』
ルーヴル美術館の人気No.1が、こちらのレオナルド・ダビンチの『モナ・リザ』です。
人の数・警備ともに、他のどの作品よりもすごいです。かの天才、レオナルド・ダビンチの最高傑作とされ、ダビンチも完成後に手元に置いておいていたそうです。
また、『モナ・リザ』は防弾ガラス付き防犯ケースに収められ、絵は木の板に描かれているためケース内部は湿度、気温ともに管理されているようです。人類の宝をいつまでも大切にして、後世に伝えていきたいですね。

ルーヴル美術館でのランチ
広大なルーヴル美術館で、歴史的な「芸術作品」と対話していると、あっという間に時間は過ぎます。折角なので、ルーヴル美術館内の喫茶店でちょっと休憩。日本でありがちな、無理やりの名物料理ではなく、普通のサンドイッチでした。(ルーヴルサンドとかはありません)

■ミロの『ヴィーナス』
ルーブル美術館の三大至宝と言えば、『サモトラケのニケ』『ダビンチのモナ・リザ』に加えて、この『ミロのヴィーナス』です。
ミロのヴィーナスは、ギリシア神話におけるアプロディーテーの像と考えられ、高さは203cm、材質は大理石。紀元前130年頃に素性が不明の彫刻家によって作成されたとされる。

これにて、「ルーヴル美術館」の見学は終了です。
どの作品も圧倒される「すごさ」 を感じましたが、
やはり、ルーブル三大至宝、『サモトラケのニケ』『ダビンチのモナ・リザ』『ミロのヴィーナス』は別格でした。一度は訪れるべきでしょう、ルーヴルには。
■ファッションの都 パリ
ルーヴルを後にして、フランス パリと言えば、「芸術」「食」に加えて「ファッション」の都でもあります。
ルイ・ヴィトン本店
シャンデリゼ大通りに構える、「ルイ・ヴィトン本店」。
言わずと知れた、高級ブランドの「ルイ・ヴィトン」です。ルイ・ヴィトン (Louis Vuitton Malletier) はフランスのスーツケース職ルイ・ヴィトンが創始したファッションブランド。

世は、「円高・ユーロ安」で、ショッピングにも持って来い!確かに、とても安いです。
が、スタッフと話をすると、何でも、キーケース等のカバンを除く身につけるアイテムは、一人二品までの制限中とのこと。「ユーロ安」を背景にした、緊急措置らしく、多くの人に買ってもらえるようにとの措置らしい。いつまで、続くかも不明。ちょっと、驚きました。
ならばと、他の店舗に行って試しましたが、旅行者が滞在期間中に2品迄というルールなので、他店舗でも購入はNGでした。パスポート番号をみてますからね。。。
ちなみに、嘗ては、日本人スタッフが常駐していましたが、今はおらず、中国人スタッフだけのようです。それもそのはず、中国人の方が多い多い、買い方も嘗ての日本のように豪快です。これも、時代の変化ですかね。。。

シャンデリゼ大通りのお買い物は本番は別の日として、本日のショッピングは「ルイ・ヴィトン本店」で終了です。
■フレンチ ディナー
ホテルに戻り、近くのカフェ(?)でお食事。
チキンのソテーです。 さっぱりしたトマトソースで、美味しいです。
それにしても、添え合わせのパスタの量がすごい!フランス人は以外に食欲旺盛なのかな?

フレンチ名物の『キッシュ』
フランス アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理で、パイ生地・タルト生地で作った器の中に、卵、生クリーム、ひき肉やアスパラガスなど野菜を加えて熟成したグリュイエールチーズなどをたっぷりのせオーブンで焼き上げる。
折角、フランスに来たからと、あまり期待せずに食べましたが、なんとも、美味しいではないですか。この後も、所々で「キッシュ」を食しましたが、このお店のキッシュが最高でした。

これにて、フランス旅行 2日目は終了です。
やはり、『ルーヴル美術館』は素晴らしかったです。
ルーブル三大芸術作品の『サモトケのニケ』『ダビンチンのモナ・リザ』『ミロのヴィーナス』は荘厳の一言で、これらを見るためだけにフランスに行っても十分な価値があると思いました。
<< 『フランス旅行 <1日目> セーヌ川クルーズ』 に戻る
『フランス旅行 <3日目> 孤高の要塞 モンサンミッシェル』 へ進む >>