陸上のグランプリ・カタール大会は12日、カタールのドーハで行われ、男子百メートルでアテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)が、9秒76の世界新記録をマークした。従来の記録は昨年6月にアサファ・パウエル(ジャマイカ)が出した9秒77。
ガトリンの自己ベストはアテネ五輪で出した9秒85。昨年の世界選手権は百、二百メートルの短距離2冠を達成している。ガトリンは、2001年の全米ジュニア選手権のドーピング(禁止薬物使用)検査で、興奮剤のアンフェタミンが検出され、2年間の出場停止処分を受けている。(5/13@産経新聞)
この時期に陸上競技が実施されていることさえ知りませんでしたが、米国のガトリン選手が100mの世界新記録を樹立したようです。すばらしい!前世界記録に対して、0.01秒短縮で、日常生活では気にもしない(気にもできない)時間ですが、100m走の世界では偉大ですね。
スポーツも複雑になり、審判のジャッジでグレーな結果になることもありますが、100m走は単純明快であるゆえ、常に注目される競技だと思います。私も陸上で最も好きな競技です。
「ガトリン「9秒76世界新」は幻、計時ミスで訂正」
国際陸連(IAAF)は17日、男子100メートルでジャスティン・ガトリン(米国)がマークした9秒76の世界新記録に計時ミスがあり、実際は9秒77の世界タイ記録だったと発表した。ガトリンのタイムは9秒766で、本来は1000分の1秒台を繰り上げるべきところを、誤って切り捨てていたという。
アテネ五輪金メダルのガトリンは、12日にドーハで開催されたカタール・グランプリの男子100メートル決勝で快走。昨年6月にアサファ・パウエル(ジャマイカ)が出した9秒77を上回る世界新記録を樹立したと発表されていた。 国際陸連によると、記録の誤りは計時を担当したスイスの時計会社からの連絡で判明した。(5/17@日本経済新聞)
5/13にNdid Blogに掲載した、ガトリン選手の100m 9秒76の世界新記録は幻と消えたようです。
陸上競技で最も注目される100mの、しかも、世界新のかかるタイムにしては、少々お粗末な「計測ミス」のようで、世界タイ記録に変更されたようです。
1000分の1秒台を繰り上げというルールなので仕方ありませんが、1000分の1秒単位では、どちらが最速だったのでしょうか。。。1000分の1秒は計測精度の限界なのでしょうか???
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