ホンダはスポーツカー「インテグラ」の生産を打ち切る。日本向けは6月末、米国など海外への輸出向けは8月末までに生産を終了する。インテグラは1980年に発売(当時の車名は「クイント」)。ピーク時には国内で年間7万3000台を販売していたが、ユーザーの好みがミニバンや小型車などに移り、昨年は販売台数が3000台まで縮小していた。
インテグラの生産中止により、ホンダのスポーツカーは2人乗りの「S2000」だけとなる。 (5/24@日本経済新聞)
スポーツカーは不毛の時代から抜け出せずにいます。。。昨年末に製造中止したNSXに続き、インテグラの製造中止が決定したようです。こだわりのエンジンを武器にスポーツ魂を見せるホンダも時流にては勝てないのかもしれません。NAエンジンでは世界最高レベルと言われるVTECエンジンにFFでもここまでできるのだ と証明してきた立役者の一つであるインテグラが消えることは残念です。
正直なところ、ロータリー+ターボのRX-7乗りである私も、ハイパフォーマンスなスポーツカーの実力をどこで出すのか?と聞かれると口が窄むのですが、絶対的なパフォーマンスも去ることながら、踏み切れる楽しさと、弾け飛ぶVTECエンジンは爽快であり、ターボ車には無いカタルシスがありました。
FITの爆発的なヒットで、ホンダイズムも少々方向転換なのでしょうか?いや、きっと、次への布石ですよね?ホンダさん!
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