1000円札4万枚に印刷ミス・自販機通りにくい紙幣も

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独立行政法人国立印刷局は9日、日銀に納入した1000円札3万9500枚に一部の自動販売機では通りにくいなどの不具合が見つかったと発表した。約4万枚という大規模な紙幣の印刷ミスが発覚したことは過去に例がないという。

国立印刷局は「印刷工程上の不具合から生じた」と説明しているが、偽造防止の観点から紙幣の問題点の詳細は明らかにできないとしている。紙幣が印刷されたのは昨年秋で、今年4月に不具合が発覚した。日銀によると、市中に流通している1000円札は、昨年末時点で新旧合わせ約37億枚。(5/9@日本経済新聞)

最近、品質問題が様々な産業分野で取りざたされていますが、造幣でも発生したようです。偽造防止の観点から、詳細な説明はありませんが、枚数からするに不良な状態で印刷され続けたのでしょう。

また、日銀コメントに「外見や手触りなど品質上の問題はなく、お札としては有効」として、回収はしないようですが、ATMや自動販売機の一部で使えないのに「品質上の問題無し」との考えはいかがなものか?
流通枚数37億枚から、4万枚を回収するのは困難難なので、目をつぶってくださいということなのか。。。

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このページは、Ndidが2006年5月 9日 23:55に書いたブログ記事です。

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