スペイン生まれの画家ピカソ(1881―1973年)が愛人を描いた「ドラ・マールの肖像」が3日、ニューヨークの競売会社サザビーズで競売にかけられ、9521万6000ドル(約108億円)で落札された。ピカソの絵では、初期の傑作「パイプを持つ少年」が2004年5月に1億ドル余りで落札され、絵画の落札額としては史上最高額を記録。サザビーズによると、今回はこれに続く史上2番目の落札額となった。
落札した人物の名前などは明らかにされていない。事前の落札予想額は5000万ドルで、実際はこの倍近くとなった。サザビーズによると、この日落札された肖像画は1941年に描かれた作品。いすに座る愛人ドラ・マールと猫をキュービズムと呼ばれる独特のタッチで表現している。(5/4@産経新聞)
ピカソ作品が100億円超えでハンマープライスされたようです。史上2番目の高値で、1位もピカソ作品のようです。純粋な芸術の観点では、度を過ぎた動産・不動産化してしまうのも問題があるように思います。
多くの人は、この作品を目にした時に、「100億円」の先入観を持って見てしまうでしょうね。落札者の情報が公開されていませんが、一般人が目にすることが出来なくなってしまわないように祈です。。。
ピカソ作品は、芸術の歴史からすると、まだまだ「最近」とおもうのですが、なぜ、これほどの価格がつくのでしょうか?ゴッホのように、生前は無名だった画家の作品の方が希少性が高いと思いますが、圧倒的な芸術価値があるといことでしょうか?レオナルド・ダビンチの「モナリザの微笑み」が、もしもオークションに出るようなことがあれば、いったいどれだけの価格をつつけるのでしょうか?
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