北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母、早紀江さん(70)は28日、ブッシュ米大統領との面会後にワシントン市内で記者会見し、大統領が「心を一つにして頑張ろう」と拉致問題解決への協力を約束してくれたと語った。
早紀江さんは、疲れの色を見せながらも、大統領との面会を終え、安堵の表情。「大統領はわたしたちと同じような気持ちで受け止めてくれた」と述べ、大統領からの支援に強い手応えを得たとの認識を示した。
面会で早紀江さんが「大変忙しい中で時間を割いてもらいありがたい」と述べると、大統領は「人間の尊厳と自由について話せないほど忙しくはない」と述べたという。 (4/29@日本経済新聞)
拉致問題は、家族にとって悲しき・極めて重大な事なのは言うに及びませんが、日本の外交問題としても重大であり、速やかさを切望するとともに慎重さが必要になります。
今回の、米国大統領への直訴により、何某の「動き」が生じるでしょう。
それにしも、「大統領に直接」は異例です。政治的背景によりリップサービスの側面もあるかもしれませんが、大統領の「人間の尊厳と自由について話せないほど忙しくはない」という言葉は感慨深いです。
多忙に間違いない、一国の大統領の言葉だけにその重要さと度量の深さがみてとれます。
「忙しい」ってボヤキで使ってしまうことが多いですよね。。。
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