マイクロソフトのゲイツ会長、08年に事実上引退へ

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マイクロソフトのビル・ゲイツ会長(50)は15日に記者会見し、2008年7月をメドに同社の日常業務から身を引き、同氏が運営する財団法人の運営に専念すると発表した。会長職は継続して保持するが非常勤になる。兼務していた製品開発の責任者「チーフ・ソフトウエア・アーキテクト」の肩書は同日付でレイ・オジー最高技術責任者(CTO=50)に譲った。

ゲイツ氏は会見で「マイクロソフトは現在、業績と技術面で創業以来で最も強い時期にあり、(世代)交代を進めるのに良いタイミングだ」と語った。バルマーCEOは「今後も世界中から優秀な人材を登用して」成長を続けるとした。(6/16@日本経済新聞)

世界一のお金持ちでもある、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏の事実上の2008年引退表明が発表になったようです。これだけの規模になると、トップの一人が退いたとしても、企業としての影響はあまり無いのかもしれませんが、同氏の企業イメージは相当あるので、この点ので影響は大きいかもしれません?

ビル・ゲイツ氏曰く「創業以来で最も強いこの時期に世代交代を!」との真意はよくわかりませんが、アップル社のように、傾いた時に「カリスマ スティーブ・ジョブス氏の投入」とは、違うということを示唆しているのでしょうか。難しいところですが、変化が激しいIT業界において、トップが君臨し続けるのは、好ましくないという見方もあるかもしれませんし、ひょっとすると、何某の制約を迎える上での布石なだけかもしれませんね。

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このページは、Ndidが2006年6月16日 23:59に書いたブログ記事です。

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