クリムト作品155億円、絵画史上最高値

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19日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米国の富豪ロナルド・ローダーさんがオーストリアの画家、グスタフ・クリムト(1862―1918年)の代表作の1つである肖像画「アデーレ・ブロッホ・バウアーI」を1億3500万ドル(約155億円)で購入したと報じた。

これまで1枚の絵画に支払われた金額としては、ピカソの「パイプを持つ少年」が2004年にサザビーズで落札された際の約1億410万ドルが史上最高額とされていたが、今回のクリムト作品はこれを上回ったという。

ローダーさんは化粧品事業で財をなした富豪で、自らが創設者の1人である美術館「ノイエ・ギャラリー」(ニューヨーク市)のために、この作品を購入した。作品はクリムトが1907年、ウィーンの社交界で活躍したブロッホ・バウアー夫人を描いた肖像画で、金箔が施された美しい作品。第2次大戦中にナチスが没収し、その所有権をめぐってブロッホ・バウアー一族とオーストリア政府との間で長く係争が続いていたが、今年、一族に引き渡された。(6/19@日本経済新聞)

「お金はある所にはある」というこでしょう、クリムト作品が155億円で落札され、絵画史上最高値を更新したようです。歴代のピカソーの最高値を大幅に超えたようです。
それにしても、クリムトとは誰?芸術分野に明るくない私が知らないだけ有名な画家さんなのでしょうね。
ピカソ・ゴッホ・ルノーアールぐらいの有名人はさすが知っていますが、クリムトさんは初耳でした。

昨今のオークション価格は、真の技術的価値以外にも様々な要素が含まれるので、「有名」だけで価値は決まらないと思いますが、それにしても、どちら様なのでしょうか?ネットで検索してみて、代表作等を見ましたが、やはりピンときません。

無知とは怖ろしいもので、仮にこの作品を、町の骨董屋さんで私が見かけても目にすら入らなかったでしょう。。。

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このページは、Ndidが2006年6月19日 23:59に書いたブログ記事です。

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