ひき逃げで誤認逮捕、10カ月拘置・警視庁

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警視庁は29日、東京都世田谷区で昨年6月に起きたひき逃げ事件を巡り、神奈川県相模原市の塗装工の男性(27)を誤認逮捕したと発表した。男性は起訴され、約10カ月拘置された。別の男が犯行を認めたことから誤認逮捕が発覚。東京地検は今月8日男性を釈放、警視庁とともに謝罪した。

警視庁交通捜査課は29日、ひき逃げを認めた住所不定、無職、榎本智久容疑者(21)を危険運転致傷、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕。公判で男性がひき逃げの犯人だと偽証したなどとして、同、同、菅野北斗容疑者(21)を犯人隠避と偽証の疑いで逮捕した。乗用車は榎本容疑者が無免許で運転、菅野容疑者が同乗していたという。

両容疑者と男性は遊び仲間。菅野容疑者は「榎本容疑者をかばおうととっさにウソを言った」と供述しているという。事件は2005年6月27日未明、世田谷区用賀の国道246号交差点で発生。信号無視でパトカーに追跡されていた乗用車が、新聞配達員(26)のバイクをはね、逃走した。配達員は3カ月の重傷。(6/29@日本経済新聞)

ひき逃げ事件で、誤認逮捕が発生したようです。地検・警視庁から「謝罪」があったようですが、被疑者(誤認逮捕された方)にとっては、10ヶ月間に渡り当然の自由を奪われた事は勿論、「世間からの目」も甚大なる苦悩であったに違いないでしょう。

それにしても、「容疑者をかばう偽証が罪無き人を一時的に犯罪者扱いした」警察の捜査の妥当性に疑問を抱かずにはいられません。もし、これが自分だったらと考えると怒りにも似た感情になってしまいますね。。。

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このページは、Ndidが2006年6月29日 23:59に書いたブログ記事です。

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