広島観光 (市内編)

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広島旅行、2日目です。
広島と言えば、悲しき歴史の象徴で、世界で唯一、原子爆弾を被爆した日本、そして、昭和20年8月6日に世界最初の被爆地でもあります。「平和」を訴え続ける都市ヒロシマです。

■路面電車
広島の重要な移動手段である「路面電車」です。
観光客用の乗り物では決して無く、地元の人たちの生活手段として活用されています。初めての乗車で、年甲斐もなく、車内でえキョロキョロ・窓に張り付いて町並みを見ていると、地元の乗客にちょっと変な目でみられましますが、そこは観光地でまー慣れたものという感じでした(多分)。
ちなみに、街中を複数の線が複雑にはりめぐらされており、乗り換えでどこへでも行けるようですが、沿線図が必須アイテムです。ちなみに、1回の乗車が150円で1日フリーパスが600円のようです。
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■原爆ドーム
原爆・核の被爆の象徴として、あまりに有名な「原爆ドーム」です。
惨事の歴史的な象徴として、世界遺産にも登録されています。
原爆ドームは、被爆前、広島県推励館であり、美しい緑色の屋根が特徴だったようです。
衝撃を真上から受けたことで、倒壊は免れ、外壁がくずれさることで、骨格だけが残っています。
60年が経ち、「過去の出来事」になりつつありますが、戦争の惨劇を繰り返すことが無いよう、「真実」として、永久に残すべき人類にとって重要なシンボルと感じます。
世界中に偉大な建造物として、世界遺産に登録されている建物は数ありますが、原爆ドームはその意味合いがまったく違います。記憶を風化させることなく、次代に引き継ぐことが、私達にとって重要と思います。
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■平和モニメント・広島平和記念資料館
写真は「原爆の小像」です。2歳で被爆し12歳にして白血病で亡くなられた少女の同級生達の呼びかけで立てられた、被爆で亡くなられた子供達への慰霊碑です。周囲には、沢山の折鶴が飾られ、平和への祈りが捧げられています。
広島平和記念資料館には、広島の惨劇の歴史や、被爆者の方々の遺品が展示されています。
平和を願い、悲劇を繰り返さないようにするには、「真実を知る」ことが第一歩だと思います。ここには、多数の展示品と詳細な解説があり、じっくりと見ると半日では足りない程です。
被爆により無惨な姿になった「モノ」が沢山展示されていますが、その時、ここに人間がいたと思うと何とも言えない感情に襲われます。
修学旅行で、訪れたことのある人も多いと思いますが、再び訪れると感じるものは違ってくると思います。
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■縮景園
広島市の中心部で、ビルに囲まれた回遊式庭園です。さながら、都会のオアシスです。
1620年、広島藩主浅野家(忠臣蔵で有名な浅野家の本家らしい、タクシー運ちゃん談)の別邸の庭園で、美しいです。ここも、また、被爆による復旧が随所でされています。入園料は250円。
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■おこのみ村
広島の2大名物と言えば、1日目の「かき」と広島風お好み焼き(通称:広島焼き)です。
なんでも、お好み焼きと言えば「大阪」のイメージが強いですが、人口比では広島が上のようです。
観光の人気スポット「おこのみ村」です。一つのビルの中に、27店舗が入っています。さらに、おこのみ村の横には、平成13年におこのみ共和国 ひろしま村というのができたようですが、今回はお好み村で食事です。
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<広島焼き>
おこのみ村の「八昌」です。こちらは、薄力粉を使った生地と生めんから茹でるやきそばを使う広島焼きで有名のようです。かきのオーブン焼きと広島焼きで一杯、最高ですね。
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幻想の「神宿る島 安芸の宮島」、歴史を感じ平和を考えさせられる「街」を堪能できました。
これにて、1泊2日の広島の旅は終了です。

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このページは、Ndidが2007年1月 6日 23:59に書いたブログ記事です。

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