【2007年振り返り その2】ゆれる政界

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7月30日、参院選にて橋本龍太郎首相(当時)が退陣に追い込まれた98年の44議席に届かず、40議席も下回る歴史的大敗を喫した。年金記録漏れや「政治とカネ」、格差問題などが影響したとみられる。衆院・参院で与党が異なることに。

9月12日、当初、続投を宣言していた安倍晋三首相も、所信表明演説から2日後に「本日、総理の職を辞するべきと決意した。局面を転換して、新たな首相のもとでテロとの戦いの継続を目指すべきだ」と述べ、総理辞任の意向を表明した。驚くタイミングでした。

9月25日、福田康夫氏が第91代内閣総理大臣に指名、翌日就任した。前内閣の17人の官僚から15閣僚を残留させ、急場しのぎ感が強かった。

11月15日、民主党の小沢代表が福田総理との党首会会談に伴う混乱の責任をとり、辞任を表明。その後、代表辞任を撤回して続投へ。参院選の自民党の歴史的な大敗を受け、いよいよ政権交代かと思われた矢先に、大連立構想をかかげ、民主党の政権担当能力を疑問を示したから、問題は複雑化し止めますと。でも、あっさりと撤回してがんばりますと。

政治の世界には見えないことが多いのですが、07年は激動でした。
一言で、「とりあえず・そのままで」を保持するために、いろいろな歪が生じた感じです。安倍さんも、自分とは関係ない過去の問題が誘因して参院選惨敗・辞任となり、次の内閣もなんとなく、その場しのぎ感が強い。そこに、目をつけて動いた小沢氏も空回り。
思い直すと一体なんだったんでしょう。すでに、興味は次の選挙にでしょうか。。。
なんにしても、年金問題などの課題山積の中で、政治の中身で勝負して頂きたいものです。ねじれにねじれた国会、2008年はどうなることか?

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このページは、Ndidが2007年12月31日 23:59に書いたブログ記事です。

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