4/30・5/1に、和歌山を旅してきました。
初日は、2004年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の代表的な観光名所である、熊野三山に行ってきました。
熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称です。
■熊野本宮大社
名古屋発ち、まず最初に訪れたのは、熊野本宮大社です。
家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神とす、熊野坐大神(くまぬにますおおかみ)、熊野加武呂乃命(くまぬかむろのみこと)という別名もあります。
熊野三山のうち、他の2つが朱色の造りに対し、古杉林の中に熊野権現造りの落ち着いた色合いで最も風格を感じます。
■熊野速玉大社
熊野三山の二つ目は、熊野速玉大社です。
熊野速玉大社は、熊野速玉大神と熊野夫須美大神が主祭神で、他の2つの大社と違い、街中に位置します。国の天然記念物にも指定される、推定樹齢1000年の梛の大樹があり、熊野三山造営奉行を務めた平重盛(清盛の嫡男)の手植えと伝えられています。
■熊野那智大社
熊野三山、最後は、熊野那智大社です。
熊野那智大社は、熊野夫須美大神が主祭神とし、鮮やかな朱塗りの社殿が美しいです。
周りには、おみあげ屋さんも沢山あり、最も観光?的に整っているのもここ那智大社です。
熊野三山は、どれも訪れる価値が十分ありますが、時間の都合でどれか一つと言われれば、私は那智大社を選ぶと思います。
■那智の滝
熊野那智大社近くに位置する、那智の滝です。
那智の滝は「日本の滝100選」「日本の音風景100選」にも選定されており、落差133mの日本一の直瀑の滝で、壮大の一言です。
なにを隠そう、熊野那智大社はこの那智の滝を神とする自然崇拝からおこった社とされています。うーん、壮大!
■ホテル
熊野三山を堪能した後は、宿泊先へ移動です。明日のアドベンチャーワールドに備えて、近くに宿泊先を予約しました。熊野古道から下道で2時間。。。かなり、ハードな長距離運転です。
ホテルへの到着は遅くなることを予想したので、ホテルの夕食は予約せず、道中で食事する作戦です。が、どこのお店も終了済、というか絶対的に食事処が少ない。結局、コンビニで食料を調達して、ホテルの部屋で食べることに、和歌山まで来てコンビニ弁当とは。。。宿泊はラフォーレ 南紀白浜で、部屋も広くGoodなホテルでした、がコンビニ弁当・・・。
■BMW318is
名古屋から高速道路120�q・下道を延々110�qで熊野古道へ到着。高速道路を降りてからが、遠い遠い。行きは、伊勢自動車道・紀勢自動車道で、帰りは阪和自動車道を使って大阪経由で。
アドベンチャーワールドへは、阪和自動車道を使えばわりに行き易いですが、熊野三山はどちらのルートでも下道がたっぷり待っています。公共交通機関で行くのが賢いのでしょうが、そこは車好き、愛車のBMW 318isで長旅してきました。下道は基本一斜線で、なぜか、大型トラックが前を阻みます。追い越しも厳しく、気長な運転が必要です。
昔は、熊野を訪れるのは命がけだったそうで、それに比べれば便利になったものです。車で行くときは、のんびり気分と早めのトイレ・給油をお忘れなく!
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